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阪南大サッカー部「須和部ノート」

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起爆剤

 起爆剤が欲しい。

 ディフェンディングチャンピオンの我々は、降格組との対戦に始まり、昨シーズンの順位が低かったチームから対戦していく日程で前期リーグが組まれています。しかしながら3試合を消化し得た勝ち点は僅か1。非常に不甲斐ないスタートを切りました。

 不甲斐ないのは、遣り切れない想いにさせるのは1分2敗の結果以上に、その内容。「阪南のサッカーはあんなものなのか。なんだ今年は弱いな。」そう言われることが、気が狂いそうになるほどに悔しい。「違うんだよ。ちょっと待ってくれ。俺たちはもっと強いんだよ」そう否定したいけど、目の前にあるリアルは“その程度”のサッカー。青のユニフォームを着た開幕前日までとは別のチーム。

 この窮地を脱する起爆剤が欲しい。自信を、本来の姿を取り戻す起爆剤が欲しい。

 起爆剤とは何か。怪我人の復帰?コンバート?戦術変更?正解は存在しないのかもしれないけど、「俺が起爆剤になる。」と一人ひとりが誓うことが、その意志を表現することが必要ではないでしょうか。うまくいかない原因をメンタルの問題にするのは不本意ですが、そのベーシックな部分が確立されなければ伸び代はたかが知れています。

「僕は今、阪南のサッカーにつまらないと感じる現状が本当に悔しい。このチームはもっとできると確信しているから。この困難をみんなで乗り越えよう!」

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