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静学STYLE by 長谷川竜也

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自分は変化した。「頑張ったよ」と報告できるように
by 長谷川竜也

 藤枝東に3-1で勝って決勝へ進出することができました。自分自身、ケガ明けで一番動くことができた。自分的に今、一番調子がいいです。チームとしても前半の入りは修さん(川口監督)も「今年で一番いい」と言ってもらえたほど。飛ばしすぎて後半落ちてしまったことは自分としても気になっているところですし、ペース配分は次への反省点だと思います。ただ決勝へ向けて課題をもってできることは良かった。

 自分自身ゴールを決めることができたしいいプレーもありましたけど、悪いプレーもあった。悪いプレーを次どういいプレーにすることができるか。自分ができなかったプレーを決勝まで意識して変えていくこと。これにこだわっていきたいです。

 ボクは(10月31日に亡くなった)お母さんのためにも優勝します。選手権はお母さんも一番楽しみにしていた大会。自分はずっと決めることができていなかったけれど、まず初戦でゴールを決めることができました。お母さんに直接は見てもらえなかったけれど、遠くから見てくれていたと思います。

 自分は変化した。これまでは「頑張っているけれど調子が悪い」と言ったらお母さんが「大丈夫だよ」と言ってくれていました。優しい人がいるから妥協していた。何か上手くいかないことがあれば「頑張ったけど」という言葉で解決されていた。でも今はその逃げ道がなくなっちゃった。

 自分は逃げずにやると決めました。これまではシュート練習では「決める」というところが弱かった。それでゴールが少なかったと思う。自分をいつも見てくれているお母さんに恥じないように頑張らないといけない。ゴールにもこだわります。今は「頑張ったよ」と報告できるように、一日一日限界まで頑張ることができるようになった。勝ちたい気持ちが強くなって、走るようになって、身体も動くようになった。練習から追い込めるようになった。それが変化したところ。決勝も最後までやりきります。

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