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山梨学院日記~王者奪還~ by 白崎凌兵

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予選の頃とはキレが全然違う
by 白崎凌兵

 学院恒例の一週間の走りがあって、コンディションがだいぶん戻ってきました。まだ完璧とはいえないですけれど、怪我明けの頃に比べると蹴りたいところへ蹴れるようになったし、キレが全然違う。予選の頃は本当に走れなかった。走りの間はリバウンドもあったけれど、上手くコントロールしながらやれたと思います。プリンスリーグの最終戦も勝って来年関東1部に昇格する。内転筋を怪我していて右足のロングキックを禁止されていたけれど、それでも1ゴール3アシストすることができたし、いい感じで選手権に入れると思います。

 選手権までもうあと1週間です。山梨テレビや日テレのZEROが取材に来てくれました。注目してもらえているので自分はやることをやらないといけない。実際、自分が動けるようになってチームもよくなったと思います。予選の頃は自分ができない分、みんながいつもはやらないことまでやってくれていた。それで全体のパフォーマンスが悪くなってしまっていた。でも自分が戻ってきて、みんなも自分の特長を出せるようになってきている。そしてこれが形になってきた。荒木からボクのとくろにボールが入ってからが学院の攻撃のスタート。スイッチが入るようになったのはチームとしても大きいと思います。

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