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「40歳からうまくなるサッカー」mobile

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 40歳以上のシニア年代になっても、全国優勝という夢を追い続けることはできる。
 日本サッカー協会が主催している大会でいえば、40歳以上の「日本スポーツマスターズ」、50歳以上と60歳以上の「全国シニア大会」が年に1回ずつ、開かれている。それぞれガチンコの真剣勝負。優勝すれば、立派なタイトルだ。

 そんなタイトルを目指す全国有数のシニアチームの一つが、東京都の50歳以上のチーム、セレクシオン・トキオSC。2004年から2006年にかけて、全国シニア大会で3連覇を果たした。2007年も全国優勝は逃したものの、東京シニアリーグと関東シニア選手権で優勝。日本サッカー協会のC級コーチライセンスを持つ石田治さんが専任監督を務め、本格的に活動している。
 メンバーは30人弱。週に一度、公式戦か練習試合を中心とした活動を欠かさない。旧日本リーグ経験者もいれば、「普通の水準」でやっていた人もいて、50歳以上なら過去の実績は関係ない。ただ、前線からのプレスとスピードを旨としているため、しっかり動けることが求められる。
 石田監督は「加入者を歓迎します。技術がなくても、運動量があれば大丈夫。ただ、最終的な加入の是非は、何回かの練習試合でプレーを見てから、判断させていただいています」という。メンバーには埼玉、千葉、神奈川の首都圏在住者もいて、都内に住んでいなくてもOKだ。

 今年の全国シニア大会は、残念ながら東京都予選で敗退。予選リーグは2勝、準々決勝は豊島区シニア50に2-1、準決勝もReBornFCに5-0で勝ったが、決勝で高麗SC50に0-2で敗れた。連覇を狙う東京シニアリーグはまだ2試合しか消化していないが、10チーム中4位につけている。
 若い頃に果たせなかった「全国一」という目標を追いかける仲間たちがたくさんいて、真剣にサッカーをやりたいシニア世代には、ぴったりのチームだ。連絡先は石田監督まで(090-7211-3664)。
              

 このコラムに登場する各チームの詳細は、講談社から刊行されている『40歳からうまくなるサッカー』に載っています。

※本企画は毎週土曜日更新予定です。ぜひ感想をこちらまでお寄せください。

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