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　高崎KⅡビクトリーズFCは、第41回群馬県小学生総合体育大会サッカー大会で優勝したジュニアサッカークラブだ。今月18日〜20日に行われた第41回関東少年サッカー大会に群馬県の第1代表として出場し、健闘しながらもEブロック3位という結果で幕を閉じた。

　間渕武彦監督にチームの特徴を聞いた。「根性はあると思います。夏の30度超える日でも、1日5試合くらいは出来るくらいの体力があります。試合では、走ることとやる気だけは負けないようにしています。この夏はミスパスをなくすように調整していきたいです」。チームで身につけた強さは、今後の成長に大きく役立つに違いない!

　今回はチームの守護神である小学6年生をピックアップ!

PICK UP選手
　中島伊吹くん(12)。ポジションはゴールキーパー。「西川周作選手(浦和)のような低いパントキックを心がけています」と話す彼は、4年生からレギュラーとして活躍している期待の選手だ。今回は、手の指を負傷しているため不参加となったが、今月2日〜6日に行われたJFAフットボールフューチャープログラムトレセン研修会U-12のメンバーも選ばれている。

どんな選手⁉
　間渕監督は「経験が豊富なので、精神力が強い選手です。これからの成長が楽しみです」と、中島くんのプレッシャーに打ち克つ気持ちの強さを評価している。歴史が好きで、特に「安土桃山時代がものすごく好きです。戦国時代がかっこいいと思います」と話してくれた中島くん。強い精神力と闘志はこのようなところでも育まれているのかもしれない。

　そして彼が語るチームの強さもまたメンタル面だった。「チームのストロングポイントはとにかく根性です。チーム全員が協力して声を出したり、こういう雨の日(取材日は強い雨が降っていた)でもトレーニングして力をつけています」。厳しい環境でも積極的にトレーニングに励む姿勢が、勝利につながるチームの「根性」を養っている。

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
「マヌエル・ノイアー選手(バイエルン)です。すごく攻撃的だけど、絶対的な守備をするところが好きです」

――将来の夢を教えてください!
「プロサッカー選手になって、メッシ選手(バルセロナ)やC・ロナウド選手(レアル・マドリー)のような選手のボールを止めたいです!!」

――これからも頑張ってください!
「1対1を強くして、全国大会に行けるような選手になれるように頑張ります!」

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◆著者プロフィール◆長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、2016年『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
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