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ヤング魂 by 長谷川望

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[第115回]DF大澤悠舞(江南南サッカー少年団)「攻守で活躍するセンターバックに!」
by 長谷川望

 埼玉県熊谷市で活動をしている江南南サッカー少年団は、今年開催されたダノンネーションズカップ2018 in Japanで日本一に輝いた注目のクラブだ。その快進撃は去年から始まっていた。JA全農杯チビリンピック2017で初出場&初優勝、ニューバランスチャンピオンシップU-11でも初優勝を飾るなど数々の大会で功績を残している。そして新たに手に入れた世界への切符。江南南サッカー少年団の成長はまだまだ続くに違いない!

 松本暢佑監督に指導方針を聞いた。「大人になってもサッカーを楽しんでやれる子供を育てたいです。サッカーを楽しむためには技術も必要なので、1〜3年生時はドリブル、4〜6年生時はパス中心の練習メニューを多く取り入れています。この先も子供たちが自分から進んでサッカーをやってくれれば嬉しいです」。低学年から細かい技術の練習を取り入れていることが、強さの源となっている。

 今回は、5年生の学年キャプテンを務める選手をピックアップ!

PICK UP選手
 大澤悠舞くん(10)。ポジションはセンターバック。今年の春から5年生になった期待の選手だ。

「セルヒオ・ラモス選手(レアル・マドリー)のような選手になりたいです!」と話す彼は、「コーナーキックからヘディングで合わせる練習をしています。ディフェンダーでドリブルとかする機会が少ないので、ヘディングで点を決めたいです」と意気込みを話す。小学2年生から始めている体幹トレーニングで身体づくりにも心がけており、今後の活躍に期待したい!

どんな選手⁉
 松本監督は「すごく真面目な選手です。DFですが、どこのポジションもこなすことが出来ます。今後が楽しみです」と、大澤くんの能力を評価している。チームメイトからは「いつも大事なときに止めてくれます」「気さくに上級生と話すことができる選手です」と、周りからの信頼度も高い。

 大澤くんは「どんどんチームを盛り上げて、協力してたくさん点をとれるチームにしたいです。もっと声を出して、まとめられるように頑張ります!」と、新シーズンに向けて心強い目標を話してくれた。どのようなシーズンになるのか期待が集まる!

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
「セルヒオ・ラモス選手です。大事な場面でコーナーキックからヘディングで合わせて点を決められるところがかっこいいです」

――将来の夢を教えてください!
「プロサッカー選手になって、日本代表になりたいです! 相手から点をとられない強いDFになれるように頑張ります」

――これからも頑張ってください!
「もっとヘディングの技術も磨き上げて、点を決められるようにしたいです!」

◆著者プロフィール◆長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
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