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ヤング魂 by 長谷川望

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[第135回]DF下田蒼太朗(上尾朝日FC)「負けないサイドからの突破力!」
by 長谷川望

 埼玉県上尾市で活動しているNPO法人アイウィルスポーツクラブ上尾朝日フットボールクラブスポーツ少年団。昨年行われた第42回全日本U-12サッカー選手権大会埼玉県大会ベスト8、第12回埼玉県第4種サッカーリーグ選手権大会ベスト3など、同県注目のクラブだ。

 佐藤考浩監督にこの春中学生になる選手たちへの想いを聞いた。「良いところは自分の武器として自信を持って次のステージでやってほしいです。勉強やサッカーなど色々なことがあると思いますが、目標達成に対して何をやるべきかを自分で分析して取り組んでほしいです」。クラブを卒業しても選手たちの未来を応援していく!

 今回は攻守で活躍する小学6年生をピックアップ!

PICK UP選手
 下田蒼太朗(12)。ポジションは左サイドバック。日々のトレーニングについて「1対1を強くするために毎日10分体幹トレーニングしています」と話す彼は、相手に負けないサイドからの突破力で攻撃のチャンスをつくる。身体負けしないための毎日の努力が、確実に結果に表れているに違いない。

どんな選手⁉
 佐藤監督は下田くんのサイドバックとしての能力に一目置いている。「1対1に強くて、DFとしてきちんと相手を押さえられます。空中戦の競り合いでも負けることなく、攻撃でも力強いドリブルができる選手です。将来的におもしろいDFの選手になると思います」と、今後の成長に期待を寄せている。

 またチームメイトからも「サイドのドリブルで相手を抜いて、ゴールまでもっていく凄い選手です」「シュートまでしっかり決めてくれます」と、攻守ともに信頼されているのが分かる。

 もうすぐ卒業する下田くんはチームについてこう話す。「とても仲が良いチームです。みんなドリブルが上手く、縦に早い攻撃が強みです!」。このクラブで学んだことを生かして、次なるステップへと進む!

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
「セルヒオ・ラモス選手(レアル・マドリー)です。1対1に強くて、『絶対に負けない』という気持ちが出ているところが好きです」

――将来の夢を教えてください!
「サッカー選手になって日本代表になりたいです! そしてチャンピオンズリーグで優勝したいです‼」

――これからも頑張ってください!
「中学生になっても、練習を頑張っていきたいです!」

◆著者プロフィール◆長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
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