beacon

FC東京むさしや鹿島JY撃破で注目、今夏大旋風のクラブ与野MF深田京吾「気持ちで上回れた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.11 メニコンカップ2022 EAST2-2(PK6-7)WEST パロマ瑞穂ラグビー場]

 今夏のクラブユース選手権(U-15)で印象的な躍進をみせたのが、街クラブのクラブ与野だった。グループステージを1位通過すると、決勝トーナメント1回戦で鹿島アントラーズジュニアユースに1-0、続く2回戦では前年優勝のFC東京U-15むさしを1-0で下し、初出場ながらベスト8に進出した。

 大会優秀選手に選ばれ、メニコンカップのメンバーにも選ばれたMF深田京吾も「クラブとしても初めての全国大会だったので、負けてもいいから思い切ってやろうということだった。技術では劣っていたけど、気持ちで上回れたのかなと思います」と結果に胸を張る。
 
 創立は2000年の新興街クラブ。OBはDF藤井悠太(群馬)やMF原田虹輝(長野)で、来季浦和レッズでトップ昇格するMF堀内陽太や東洋大から相模原に入団が決まっているMF伊藤恵亮もクラブOBだ。

 深田は昨年より関東リーグに参戦していることもあり、よりレベルの高い経験を積めていることが、今夏の快進撃に繋がったとも分析する。ただしクラブは中学年代までのため、選手たちは高校年代では別々のチームに進むことになる。

 浦和レッズユースに進むという深田は「僕を含めてレッズに行くのは3人。他の選手も強豪チームに進みます。でも選手としてはまだまだなので、こういう経験を生かして、日本代表で活躍できる選手になりたいです」と更なる成長を誓っていた。

(取材・文 児玉幸洋)
▼関連リンク
第37回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会特集

TOP