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6冠達成で伝説築いたバイエルン、最優秀選手レワンドフスキ「僕らのプレーぶりはいつまでも長く残り続けるだろう」

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6冠で“最強伝説”築いたバイエルン

[2.11 クラブW杯決勝 バイエルン1-0ティグレス ドーハ]

 バイエルンは11日のクラブワールドカップでティグレスに1-0で勝利。7大会ぶり2度目の大会制覇を成し遂げ、2008-09シーズンのバルセロナ以来、史上2クラブ目となる年間6冠を達成した。

 決勝点は後半16分に生まれた。MFヨシュア・キミッヒの浮き球パスにFWロベルト・レバンドフスキが反応。相手GKと交錯してボールはPA内にこぼれると、DFバンジャマン・パバールが右足ボレーで押し込んだ。レワンドフスキの位置でオフサイド判定の疑惑が上がったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でゴールが認められた。

 この得点で、バイエルンが1-0の勝利。UEFAチャンピオンズリーグ、ブンデスリーガ、DFBポカール(ドイツ国内杯)、UEFAスーパー杯、ドイツスーパー杯の5冠に加え、昨季最後の大会となるクラブワールドカップ優勝によって、6冠を達成した。

 最優秀選手賞にはレワンドフスキが選出された。クラブ公式サイトで、32歳のポーランド代表FWは「僕らはただ勝ちたかった」と喜びを伝える。「今僕らは6タイトルを手にした、これはバイエルン・ミュンヘンだけでなくサッカー界全体にとっても偉大な歴史だ。僕らのプレーぶりはいつまでも長く残り続けるだろう」と世界最強の称号を手にし、胸を張った。

 頂点に導いたハンジ・フリック監督も「彼らは確実に歴史的なことを成し遂げた」と喜びを爆発。「成功を収めてきたFCバイエルンにとっても、今シーズンが最高のシーズンであることは間違いないだろう」と語る。「勝利が危ぶまれることはなかった。我々は圧倒し、決勝戦で相応しい勝利を収めた」とその強さにさらなる自信を深め、「チームが成し遂げたことは卓越している。今日ピッチ上で見せたメンタリティはただただ素晴らしかった」と選手たちをねぎらった。

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