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日本人最多出場記録の更新なるか…オークランド・シティDF岩田卓也がクラブW杯に臨むチームへ帯同「まさに奇跡!」

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DF岩田卓也

 2月1日にモロッコで開幕するクラブW杯へ向けて、オセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)が事前キャンプを行うスペインに到着した。チームに所属する日本人DF岩田卓也もこの遠征に帯同。自身の持つ日本人最多出場記録の更新に期待がかかる。

 岐阜工高出身の岩田は、浜松大(現 常葉大浜松)を経て2006年に当時地域リーグにいたFC岐阜に加入。07年よりFC岐阜SECONDでプレーし、10年にオーストラリアに渡った。その後、12年にニュージーランドの強豪オークランド・シティの一員となり、オセアニア王者として6度のクラブW杯出場を経験。14年のモロッコ大会では全試合にフル出場し、クラブの世界3位に貢献した。

 その後、20年に神奈川のはやぶさイレブン、21年に福井ユナイテッドFCに所属していた岩田は、22年に再びニュージーランドへ。今季はナショナル・リーグ(1部相当)3試合出場と少ない出番だったが、“崖っぷち”でクラブW杯に臨むチームへの帯同を掴んだという。16日に自身のインスタグラム上(@takuya_iwata03)で、元FC岐阜のFWライアン・デ・フリースとのツーショットとともに報告している。

「奇跡的にクラブワールドカップに向けてチームと移動。昨日までは絶望的で落ち込んでいた…24時間前に急遽告げられて、今はチームメイトと一緒にいられる幸せ。まさに奇跡!」

 浦和レッズ、鹿島アントラーズなどのJリーグクラブの他、日本人としてFW三浦知良(シドニーFC/オーストラリア)、MF本田圭佑(パチューカ/メキシコ)らが出場してきたクラブW杯。現時点で今大会に向けた登録メンバーは発表されていないが、岩田がメンバー入りを果たせば日本人最多記録の更新となる7度目の出場が近づく。オークランド・シティは2月1日の開幕戦でアフリカ代表のアルアハリと対戦。12年大会ぶりの初戦突破を目指す。




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