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視聴率30%超えのオマーン戦に本田「3人に1人と考えたら少ない」

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 視聴率30%超えも低視聴率? 3日のW杯アジア最終予選・オマーン戦(3-0)のテレビ視聴率が関東地区で平均31.1%と、今年放送された全番組で初めて30%を超えたことについて、日本代表MF本田圭佑(CSKAモスクワ)は「30%を超えたことがすごいのかよく分からないけど、3人に1人と考えたら少ない感覚」とコメント。もっと多くの人にサッカーを見てほしいというのが本音のようだ。

 前日4日の練習を一部別メニューで調整した本田だが、この日は通常のメニューをこなした様子。昨年9月に手術した右膝の状態について「プレーできる状態ではある。不安がなくなる状態まで、しっかりと直していきたい」と、万全ではないものの、8日のW杯アジア最終予選・ヨルダン戦(埼玉)への影響は否定した。

「1歩ずつしっかりと進んでいる実感はある。でも、1歩ではなく、一気に2歩進むこともタイミングを見計らって、どこかでギアを上げていきたい」

 5月23日のアゼルバイジャン戦(2-0)から新背番号4を付け、「4番が日本でエースストライカーの番号になってもいい。そこは俺が変えていければ」と、新しい4番像をつくるべく完全復活への道を走り出した。オマーン戦では1得点と、背番号を変えて2戦目でしっかりと結果を残したが、「手応えはまだ全然感じていない」と言う。

「1試合で(背番号4のイメージが)変わるものでもない。長い間、結果を出し続けてこそ、イメージも定着していくと思う」。始まったばかりのW杯アジア最終予選。自分のプレーで日本をW杯に導き、「4番・本田」を日本中、そして世界中に示すつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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