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[EURO]C・ロナウド「5番目にPKを蹴るはずだった…」

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 04年大会以来、2大会ぶりの決勝進出を目指したポルトガルだったが、準決勝でスペインにPK戦の末に敗れた。同国代表のFWクリスティアーノ・ロナウドは、5人目としてPKを蹴る予定になっていたが、彼に出番が回ってくる前に、チームの敗退は決まってしまった。

「5人目としてPKを蹴る予定だったんだけど、2本外してしまったからね」と、試合後にコメントしたC
ロナウドは肩を落とした。

「監督と話をして決めたんだ。彼が『5人目を蹴りたいか?』と聞いてきたから『蹴りたい』と答えたんだ。ときには1番手を務めたり、2番手、3番手として蹴ることもあるけれど、今日は5番目で蹴ることを決めていたんだ」

 続けてC・ロナウドは、2大会連続で決勝に勝ち上がったスペインの連覇を期待するとコメントした。

「スペインに優勝してほしいね。たくさんの友人がいるし、僕自身もスペインのクラブでプレーしているから。決勝はタフな試合になると思うけど、頑張ってほしい」

 所属クラブのチームメイトと対戦したことについては、「特に不思議な感じはしなかった。ピッチ上では友達ではないけれど、一歩ピッチを離れたら、彼らとは良い友達だよ」と明かした。

 悔しさを隠しきれないポルトガル代表のキャプテンだが、同国代表にとって今大会は実りのあるものだったとSICに語った。

「準決勝でPK負けというのは、常に辛いね。宝くじのようなものだから、仕方がない。運の良いチームが勝つんだ。それでも、僕たちにとっては充実した大会だったと思う。良い戦いをしたし、欧州で最高の4チームに入れたんだ。そして決勝に進めなかった唯一の理由は不運だったということ。自分たちがやってきたことを誇りに思うべきだけど、決勝に進める可能性があったと分かっているだけにガッカリしているよ。でも、全力は尽くした。だから自分自身に悔いはない。決勝に進む力はあったんだ。ただ、運がなかったんだよ」


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