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涙のバロテッリを諭すプランデッリ 「敗戦を受け入れて乗り越えろ」

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[7.1 EURO決勝 スペイン4-0イタリア キエフ]

 大会に強烈なインパクトを残した。準決勝では優勝候補の一角だったドイツを下し、従来の守備的なイメージを覆す試合内容で決勝まで駒を進めたイタリア。決勝は0-4と大差がついたが、チェーザレ・プランデッリ監督は準優勝という結果を残した選手たちを称賛した。「立ち上がりからスペインの方が動きがよかったね。我々はこれまでの試合で多くのエネルギーを使ってしまっていた。フィジカル的に厳しい試合だった」。スカイスポーツによると、指揮官はそう振り返り、「我々にとっては素晴らしい大会だった。若者たちを称えないといけない」と語った。

 ドイツとの準決勝で2得点を挙げ、その名を世界中に知らしめたFWマリオ・バロテッリだが、決勝は不発。試合後は涙を流して悔しがった。「マリオ(バロテッリ)には話したよ。『この結果を受け入れて、乗り越えていかないといけない』とね」。プランデッリ監督は、さらなる成長を期待する“悪童”に送った言葉を明かした。

「両手を上げて、『相手の方がよかった』と言わないといけない。敗戦を受け入れるんだ。そうすることで、前に進むことができるし、さらに成長することができる。これまでもたくさんの選手が経験してきたことだ。また起こるかもしれない。でも、それがサッカーなんだ」


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