beacon

NZ戦前日のU-23日本代表・関塚監督会見要旨

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ロンドン五輪に出場するU-23日本代表は10日、東京・国立競技場で公式練習を行い、11日のニュージーランドとの壮行試合に向けて最終調整した。

以下、練習後の関塚監督会見要旨

関塚隆監督
「五輪に向けた壮行試合でニュージーランドと対戦できることをうれしく思う。8日からスタートしたキャンプの中で、まず第1戦となる。ニュージーランドには大柄な選手が多く、先のW杯や北京五輪を経験した選手もいる。そういう相手に我々の良さをどれぐらい出していけるか確かめたい。今までやってきた攻守に渡って連動していくサッカー。コンパクトな中で攻撃を仕掛ける、あるいは守備に入るという我々のサッカーで、タイプの違う大柄な相手に対してしっかり戦っていきたい」

―守備で確認したいことは?
「我々がボールを支配している中ではリスク管理。背後を取られない全体の守備が大事になる。守備に回ったときには両サイドの守備やボールへのアプローチ。長いボールを入れさせないことや、競ったところの対応など、一つひとつ確認していきたい」

―明日の試合はフィールド選手6人にGKも交代できるが、選手起用についてはどう考えているか?
「流れの中で試合が進めば、試したい選手も思い切ってやってみたいと思うが、試合が始まってみないと分からないし、どう試合が流れるかで変化すると思う。ただ、11人では大会を乗り切れないので、(18日のベラルーシ戦、21日のメキシコ戦を含めた)この3試合をうまく生かしていきたい」

―まだ選手が全員そろっていないが、キャプテンは決めたか? 明日の試合でキャプテンマークを付ける選手は決まっているか?
「まだ選手には話していない。明日、キャプテンマークを付ける選手は決めたいと思っている」

―オーバーエイジの徳永選手に期待するところは?
「DFラインのところで守備力の強さを発揮してもらいたいし、それは今の時点でも出ている。攻撃に移ったときの周りとの連係も徐々に出てきている。攻撃のところのパスというか、局面局面で流れの中でのパスも出せる。それと守備の力の期待している」

―新しい選手も入ってチームの融合を進めていかないといけないが?
「融合というか、26日の初戦に向けて徐々に高めていきたい。時間のかかることだが、やればやるほど全体の連係は上がってくると思う。明日がゴールではない。スタート、経過のところで次に何をすべきか、自分たちの立ち位置を見て、26日に照準を合わせてやっていきたい」

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
ロンドン五輪特集ページ

TOP