欧州サッカー連盟(UEFA)は12日、EURO2012(欧州選手権)で大会期間中および大会前に実施した禁止薬物検査で違反は検出されなかったと発表した。

　EURO2012のアンチドーピング・プログラムは大会前の包括的な競技会外プログラムと、大会期間中の全面的な競技会検査プログラムからなっており、本大会に参加した16チームすべてで実施された。競技会外プログラムでは1チームあたり10人の選手が、競技会検査プログラムでは1試合につき各チームから2名の選手が対象者となり検査を受けた。対象チームには次の試合までに結果が分かるように、24時間以内に分析され、結果が知らされたが、今回、正式に大会を通して禁止薬物は検出されなかったことが発表された。