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イブラヒモビッチがPSGに背番号10を要求!?

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 ミランからパリ・サンジェルマンへの電撃移籍を果たしたスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、同クラブに対して背番号10番を要求したと報じられている。PSGではすでにブラジル人MFネネが同番号を付けており、波紋を呼んでいる。

 スウェーデン代表では10番を背負うイブラヒモビッチだが、これまで所属してきたクラブでは、あまり10番を背負う機会が与えられなかった。アヤックス時代にはMFラファエル・ファン・デル・ファールト、ユベントス時代はFWアレッサンドロ・デル・ピエロ、インテルではFWアドリアーノ、バルセロナではFWリオネル・メッシ、そしてミランでもMFクラレンス・セードルフが10番を付けていた。

 新シーズンもミランに残っていれば、イブラヒモビッチは10番を付けるはずだった。セードルフが移籍したため、ガッリアーニ会長はスウェーデン代表FWに、空いた番号を渡すことを約束していたからだ。ところが、彼はPSGへと移籍してしまった。

 PSGへの移籍が発表された後、イブラヒモビッチは「背番号については何も決定していない。ただし、首脳陣はオレを喜ばせたいなら、どうすればいいかは分かっているはずだ」とコメントしていた。

「背番号についてはまだ決まっていない。他の選手の放出にも関わってくるかもしれないからだ」とレオナルドSDは、まだ番号が決定していないことをLe Parisienに明かしたという。

 実際に昨シーズンのリーグ1で得点王に輝いたネネは、南米王者に輝いたコリンチャンスへの移籍がささやかれていた。これまでクラブは、ネネの放出を否定していたが、これを機に流れが変わるかもしれない。

 この状況を丸く収めようと考えているのが、背番号9を着けるFWオアロだ。フランス人ストライカーはレキップ紙にチームの背番号問題について聞かれると、条件付きで9番を譲るよ、と語った。「彼が9番を付けたいと言うのであれば、快く譲るよ。ただし、彼はフランス語で僕に頼まないといけない。それが礼儀だよね」とジョークを言った。

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