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レアンドロ出場試合は4勝3分、7戦9発にも「救世主だとは思ってない」

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[9.22 J1第26節 浦和0-5G大阪 埼玉]

 まさにチームをJ1残留へ牽引する救世主だ。6月にカタールのアルサッドから期限付き移籍でガンバ大阪に加入したFWレアンドロ。7月28日の神戸戦(1-1)で移籍後初出場を果たすと、この日の2得点で7戦9発。負傷欠場した今月1日の鳥栖戦こそ1-4で敗れたが、レアンドロが出場した試合は4勝3分の無敗と、ゴールと勝ち点を量産している。

 それでもレアンドロ本人は「僕は救世主だとは思ってない」と謙虚に話す。「点を取れていることはうれしいし、チームに貢献できていることもうれしいけど、まだシーズンは終わっていない。このあとも続けて、チームに貢献しないといけない」と表情を引き締めた。

 レアンドロ加入後、順調に勝ち点を積み重ねているG大阪だが、順位は依然、降格圏の16位。J1残留に向けて厳しい試合が続く。3年ぶりに復帰した背番号9は「チームの質やクオリティーは3年前と変わっていない。ただ、チームの置かれている状況が違う。順位の下の方にいるので、最後の最後まで戦って、J2に落ちないようにがんばっていかないといけない」と力説した。本当の意味で救世主になれるかどうかは、最終的にチームがJ1に残留できるかに懸かっている。

(取材・文 西山紘平)

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