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[AFC U-16選手権]先制弾のU-16代表10番・中村「きょうはやってやるという気持ちだった」

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[9.27 AFC U-16選手権GL第3戦 日本3-0北朝鮮 イラン]

「きょうはやってやる、という気持ちで臨んだ。取れて良かった」。今大会初先発のU-16日本代表FW中村文哉(G大阪ユース)は、勝ち点で並ぶ北朝鮮との大一番で決めた先制ゴールを満足気に振り返った。前半13分、中村は右サイドを破った右SB石田崚真(磐田U-18)のラストパスに走りこんで貴重な先制弾。得失点差で日本を下回る北朝鮮はこれで決勝トーナメント進出のためには最低でも2点を奪わなければならなくなり、取り戻そうと走り回った結果、日本のパスワークに走らされて失速した。

 1次予選でチームトップの8ゴールをたたき出している10番は、先制点の後もMF三好康児(川崎F U-18)のループパスでGKと1対1となったほか、再三積極的なシュートを放って攻撃陣を引っ張った。サウジアラビアとの初戦では決定機を逸するなどチャンスを活かせなかっただけに必死のプレーの連続。それがチームに活気をもたらしていた。30日は勝てばU-17W杯の出場権獲得が決まる準々決勝・シリア戦。試合後、インタビューに応えた中村は「自分が点を取ったら勝てる。先制ゴールを決めたい」と力強かった。


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