beacon

香川「フランスだ、ブラジルだ、にはならない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 欧州組主席のプライドの表れだ。FW香川真司(マンチェスター・U)が日に日にフランス攻略に自信を深めている。

 試合前日の11日は宿舎で10日に続いてビデオを見ながらミーティングを行った。

「今日もフランスの最近の試合のビデオを見て、セットプレーの確認をした」と言いながら「自信? みんな欧州でやっているし、フランスだ、ブラジルだ、という形にはならない。日頃からそういう選手とやっているから」と胸を張った。

 ボールを保持することに関しては「いいところまでいけると思う」と手応えを感じている様子だが、勝利を収めるためのポイントになるのが、ゴール前での精度だ。

「最後のところでどう崩すか。精度の高いものが必要になる。前線には個人技を持っている選手がいるので、思い切りの良さを出していきたい」と抱負を語る。

 また、「守備は組織的にやれば守れないということはないと思うので、時には勇気を出して前にいかないといけないと思う」と、守備面でも単純に引いて守るのではなく、攻撃につながる守備を意識していこうという構えだ。

 フランスでもダントツの知名度を誇る香川が、サンドニで大暴れする。

(取材・文 矢内由美子)

TOP