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U-19日本代表・吉田監督、JAPANサッカーカレッジ戦後のコメント

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[10.26 練習試合 U-19日本代表5-0JAPANサッカーカレッジ]
 
 13年U-20W杯の出場権を懸けたAFC U-19選手権UAE2012へ向けて国内最終合宿中のU-19日本代表は26日、北信越フットボールリーグ1部2位のJAPANサッカーカレッジと練習試合(45分×3本)を行い、FW久保裕也(京都)の先制ゴールなど5-0で快勝した。チームは27日にUAEへ向けて出発。11月3日にイランとAFC U-19選手権UAE2012グループリーグ初戦を戦う。

以下、試合後の吉田監督コメント

吉田靖監督
―前日は凄く良いトレーニングができたと聞きましたが
「いいトレーニングかどうか分からないですけれど、前回の試合で上手く行かなかったところを少し修正してきょうのゲームをやったというところです」

―中盤の構成をかなり変えました
「前回はボールがスムーズに回らなかったところがあったので、今回はちょっとメンバーとか役割を変えて。いろいろとテストしながらやっています」

―選手たちもいい感想を口にしていました
「もちろん対戦相手が違う。前回は草津で、今回アマチュアのクラブなのでそのことを差し引かなければいけない。ただ全体のバランスは大分良くなったと感じています」

―奈良選手が入って良く声を出していた
「奈良は声を出して、きょうは良かったんじゃないかと思います」

―簡単に今回のキャンプの総括を
「行くための準備というところで、本当はメンバーを固めて、トライするというところだったんですけど、なかなか全員集めてすることができなかったので、いろいろとトライしながらチームをつくっていくという段階。向こう(UAE)でメンバーを固めるというところなど、最終調整をしていきたいと思っています」

―テストはもう、できた
「できました。本当はもっとやりたいですけど、期限があるので(苦笑)。2試合の中でいろいろ試してやりました」

―中盤の構成を変えたのは攻撃でのポゼッションの部分が理由
「そうですね。ボールをスムーズに動かすというところで、(中央に)松本、大島が外に行ってお互いの関係が大分良くなったところがありました。ただ、田鍋とかを入れた時に田鍋は縦に行く良さがあるので、そういう部分がゲームの中でなくなってはいけない。最終的にはいろいろ組み合わせを見ながらやっていきたい」

―守備、攻撃において中と外の使い方を意識してできていた
「そういう面をずっと積み重ねてきた。ただ、きょうの前半の最初の頃もまだまだ狭い方向へ、行ってしまっていた。ワイドを使うようになってから良くなって来ましたが、まだまだ技術の高い選手を集めると狭い方向、狭い方向へ行っちゃう。そうでなくて、1回開かせて、間開けてから行けと言っている。ずっと言っていることですけどね」

―久保選手にゴールが生まれました
「良かったです。ただ彼にはこの相手であれば3点、4点獲ってもらいたいですね。まだまだ少し迷いがあるのか分からないですけど、判断が遅い時がある。ダメだったら何回か味方を使ってまた自分が行って点取れるポジションにつけばいい。昨日なんかも個人的にビデオを見せながら話したんですけど、彼には点取って欲しいので。(久保からも)いろいろ話聞きながら、(彼は)自分でも理解していた」

―松本選手が入って、熊谷選手が動かずパスを捌いて、松本選手がどんどん動いていく形になっていた
「役割的にはそのような感じですね。松本が入ってシンプルに動いて、なおかつボールを動かして少し攻撃が活性化したところはあると思います。(どこにでも動けることは)彼の特長なので選手の特長をうまく活かしながら組み合わせていくということが、今回のいろいろなゲームのテーマでしたので、最終的には向こうへ行ったら(組み合わせを)決断しなければならない」

―草津戦まではこれまでの確認作業
「今回も含めて2試合はいろいろ試してみようという感じです。2試合見て、実際に現地へ行ったら選択していく。何度も紅白戦をして。ただ大枠は決めながらやっていく。あとは紅白戦でしか試せない。その中で最後までいろいろ微修正はしていく」

―向こうのピッチは悪い?
「いえいえ、いいです。(遠征した際確認したが)試合会場も良かったです。ボクらが前行った時は。(季節の変わった)今は分からないですけど」

―自然とモチベーションは上がってくると思いますが、最後、選手たちにはどのような言葉を
「世界大会への切符を絶対に取るんだ、と。ただリラックスするところはリラックスして。そして、何としても全員で目標を勝ち取っていく。そういう強い気持ちでいてくれと」

―選手たちの顔つきはいかがですか
「大分いいんじゃないですか。そんなに高ぶらず。かと言ってダラーっとしている訳ではない。ただ、現地に行ったらまた変わってくると思います」

(取材・文 吉田太郎)
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