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男子OBに脱帽、MF田中陽子「ラモスさんはうますぎでした」

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 東日本大震災復興支援チャリティマッチ「SAWA and Friends, X’mas Night 2012」が25日、東京・国立競技場で開催された。

 前半は「2012 Memories」(21歳以上女子チーム)と「2020 Future Dream」(20歳以下女子チーム)が対戦。なでしこジャパンVSヤングなでしこという夢の対決が実現したが、結果は「2012 Memories」の3-0勝利で、なでしこジャパンが貫録を見せた。

「2020 Future Dream」を指揮した吉田弘氏は「『さすがなでしこですね』という言葉しかない。ちょっとした違いだけど、その差が埋まらない。U-20の選手にはいい経験になったと思う」とコメント。MF猶本光も「レベルの高いサッカーを体験することができて、楽しむことができたし、逆に私たちが元気をもらった。先輩たちのあきらめない気持ちを見習ってやっていきたい」と刺激を受けた様子だった。

 後半は両チームの混合となる「SAWA and Friends」(女子オールスターチーム)が「Legend Players」(男子OBチーム)と対戦した。先制しながら1-2と逆転負けし、なでしこジャパンの佐々木則夫監督は「OBはうまいですね。エサをあげておいて、一人ひとりが自分のプレーを出して観客を沸かせて、最後に勝つ。さすが日本代表。勉強させてもらいました」と舌を巻いた。

 MF田中陽子も「現役から何年も離れている感じがしなかったし、テクニックも高くて……」と脱帽。一番印象に残った選手を聞かれると、「ラモス瑠偉さんは年齢も一番上なのに走っていたし、とにかくうますぎでした」と、2アシストを記録したMFラモス瑠偉のプレーに驚嘆していた。

※出場選手は敬称略
(取材・文 西山紘平)

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