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高徳が取られ、麻也がかわされ…ミスから痛恨の失点

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[3.26 W杯アジア最終予選 ヨルダン2-1日本 アンマン]

 2失点目は完全に守備陣のミスだった。後半15分、相手陣内の左サイドでDF酒井高徳(シュツットガルト)が切り返して相手をかわそうとしたところでボールをカットされた。奪い返そうとプレッシャーをかけるが、FWアハマド・ハイルにボールが渡った。

 DF吉田麻也(サウサンプトン)がカバーに入ったが、アハマド・ハイルはスピードを生かし、縦に抜け出す。吉田の前に体を入れ、一気に右サイドを持ち上がると、中に切れ込んで左足でゴールに流し込んだ。

「急ぐつもりはなかったけど、ドリブルが引っかかった。ピッチ状態もあって、ボールを下げないという簡単な決まり事があって、前に行こうとした結果だった」。酒井高はそう言って、ボールを奪われた場面を振り返る。

「あそこの精度というか、絶対に取られないようにしないといけないし、そこは自分の未熟さ」とミスを認める。それでも「ネガティブなミスではなかった。失敗したという感じはなかった」と力説したのは、後方にCBが残っていたからでもあった。

 しかし、カバーに入った吉田の守備があまりにも軽かった。簡単にタッチラインに逃げてもいい場面だったが、詰めが甘く、縦に抜かれた。「(吉田)麻也くんがディレイして、自分とサンドしたかった。でも、声をかける前にスカッと行かれた」と酒井高は悔やむ。W杯アジア予選での2失点は今大会初。アジア相手の2失点は11年1月のアジア杯準決勝・韓国戦(2-2、PK3-0)以来、約2年ぶりと、守備陣として悔やまれる結果となった。

(取材・文 西山紘平)

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