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[CL]大逆転に歓喜するクロップ監督「優勝したような気分」

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 ドルトムントは9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準々決勝の第2レグで、後半ロスタイムに2ゴールを挙げて、奇跡的に準決勝進出を決めた。ホームで3-2の勝利を収めたユルゲン・クロップ監督は「まるで優勝したかのような気分だよ」と、歓喜に浸った。UEFA.comがコメントを伝えている。

「失意のどん底に沈んだチームと、非常にラッキーなチームが生まれることになった。こんな結末は期待していなかったよ。チャンピンズリーグでこれまで戦ってきた中で最も悪い試合内容だったからね。マラガにとって守るのは簡単だった。我々は後半、前半より良いサッカーをしようとしたが、頭を使いすぎた。相手はペースを落とし、我々を待ち構えた。簡単ではなかった。だが、信じられない2つの場面が待っていたね。とはいえ、2試合で考えれば、我々は勝ち上がるにふさわしいチームだった」と、胸を張った。

 後半ロスタイム3分に決まった勝ち越しゴールの瞬間について、クロップ監督は「あのゴールの後、自分の中で何が起こったのか説明できない。医者に診てもらった方がよさそうだ。まるで優勝したかのような気分だったよ」と、振り返る。

「今日のようなサッカーをしていたら、チャンピオンズリーグで優勝するのは無理だろう」と、冷静に試合内容を分析するが、チームのファイティングスピリッツを称賛した。「持てる力を発揮し、今日と同じ情熱で戦うことができれば、良い結果を残せるはずだ。控え室でアシスタントコーチたちと驚いて互いに顔を見合わせ、『クレイジーだ』と言っていた。これまでで最高の気分だよ」と、15年ぶりの4強進出に興奮が収まらないようだった。


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