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仙台がうれしいACL初勝利、決勝点の柳沢「あと2試合、すべて勝つつもり」

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[4.10 ACL第4節 仙台1-0FCソウル ユアスタ]

 来月27日で36歳となるベテランがさすがの存在感を示した。今季公式戦初スタメンの座を掴んだFW柳沢敦は、前半16分、MF梁勇基のCKを頭で合わせて先制点をもたらした。結果的にこれが決勝点となり、ベガルタ仙台にうれしいACL初勝利をもたらした。

 2日のアウェーでのFCソウル戦を1-2で落とした仙台。この日のリベンジマッチに敗れれば、グループリーグ敗退の危機に立たされる状況だったこともあり、序盤から一気の攻勢を仕掛けた。「ホームなので何が何でも勝つという気持ち、この前の借りを絶対返すという強い気持ちを持ってやれた。立ち上がりからいい入りが出来たと思う」。そんな中で迎えた先制点の場面。「1本目のCKの時に(梁)ヨンギがあそこ(ニア)に入ってきてくれと言っていた。ヨンギのゴールでもあると思います」とヒーローは笑顔で振り返った。

 仙台はこれで1勝2分1敗。勝ち点を5に積み上げたことで、首位FCソウルとの差を2に詰め、予選突破へ望みをつないだ。「あと2試合しかないけど、すべて勝つつもりでやりたい。Jリーグにも弾みをつけたい」。Jリーグでも5節を終えて11位と出遅れた仙台だが、柳沢はこの勝利からの巻き返しを誓っていた。


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