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シュート数23-10、鹿島圧倒も甲府とドロー…鹿島監督「MVPは相手GK」

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[4.20 J1第7節 鹿島0-0甲府 カシマ]

 鹿島アントラーズヴァンフォーレ甲府の対戦は0-0の引き分けに終わった。公式戦4連勝中だった鹿島だが第3節広島戦以来の無得点で連勝がストップ。対する甲府も公式戦3連勝中と好調だったが、無得点に終わり、連勝が止まってしまった。

 前半から迫力ある攻撃を見せた鹿島。5分、FWダヴィのマイナスクロスをMF本山雅志が触れて落としたボールをMF野沢拓也が蹴り込む。同28分には複数シュートが飛び交った波状攻撃を見せたが、いずれもGK河田晃兵の好セーブに阻まれ、ゴールネットを揺らすことはなかった。

 後半も鹿島がペースを握った。25分、右サイドからのCKをニアでFW大迫勇也がファーサイドにそらす。待ち構えたDF青木剛が体を畳みながらヘッドで合わせたが、枠に飛ばすことは出来なかった。

 終わってみればシュート数23-10と圧倒した鹿島だが、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。「多少、運があった」とは甲府の城福浩監督。トニーニョ・セレーゾ監督は、「今日のMVPは相手GK」と河田を活躍を称えると、「内容では圧倒出来ていた。勝ち点1を取れた。0ではなかったので良かったと思う」と前向きにとらえていた。

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