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ドルトムント・クロップ監督、退場めぐりバイエルンベンチに詰め寄る

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[5.4 ブンデスリーガ第32節 ドルトムント1-1バイエルン]

 ブンデスリーガは4日、第32節2日目を行い、2位ドルトムントはホームで、すでに優勝を決めているバイエルンと対戦し、1-1で引き分けた。25日の欧州CL決勝前哨戦ともなった一戦は、後半19分にバイエルンDFラフィーニャが退場。ドルトムントのユルゲン・クロップ監督がバイエルンのベンチ前でマティアス・ザマーSD(スポーツディレクター)と激しく口論する場面もあった。

 後半19分、ドルトムントのMFヤクブ・ブラスチコフスキが左サイドのタッチライン際を突破すると、ラフィーニャが遅れてチャージ。左肘がブラスチコフスキの顔面を強打した。両チームの選手が入り混じっての小競り合いに発展し、主審は両者にイエローカードを提示。ラフィーニャは2枚目の警告で退場となった。

 判定に納得のいかないラフィーニャはピッチを去る際、タッチライン際にいたブラスチコフスキに詰め寄り、右手の人差し指で頬を突いた。これを見たクロップ監督がラフィーニャと言い合いになり、さらにザマーSDが激怒。バイエルンのベンチ前に歩み寄ったクロップ監督とザマーSDが互いに顔面を近づけ、一触即発の雰囲気となった。

「サッカーでは普通のことだよ。我々は普段、友好的に話をしているが、試合となれば別だ。こういうことも起こり得るんだ」。試合後、冷静になったクロップ監督は当時の状況を説明。「私はラフィーニャに『ブラスチコフスキから離れろ』と言ったんだ。そうしたらザマーが私に『選手に話しかけるな』と言ってきたから、『ラフィーニャが彼の顔を突いたからだ』と説明しただけだよ」。ザマーSDは現役時代、ドルトムントでプレーし、かつてドルトムントで監督も務めていた。


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