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[EL]"4度目の正直"を目指すチェルシー DFダビド・ルイス「重要な決勝」

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 今シーズン、チェルシーはトロフィーキャビネットに多くの新しいトロフィーを加えるはずだった。しかし、FAコミュニティシールド、UEFAスーパー杯、クラブW杯と、3つのカップ戦の決勝に敗れて、最多6冠を狙えたシーズンを無冠で終える危機に陥っている。そんな中でチェルシーはヨーロッパリーグの決勝を戦う。今季、4度目となるファイナルでの失敗は許されないとDFダビド・ルイスは、UEFA.comで話している。

「重要な決勝で、重要な大会だ。今シーズンを振り返ると、僕たちは3度も決勝で敗れている。それでも、もう一度、タイトル、それも大きなタイトルを獲得できるチャンスがあるんだ。とても大きなモチベーションになっている。歴史のあるクラブとファンタスティックな試合を演じることになるだろう。そこで僕たちは勝たなければいけないんだ」

 ダビド・ルイスにとって、別の意味でも特別な試合となる。対戦相手となるのが、古巣のベンフィカ(ポルトガル)だからだ。「僕の心には、いつもベンフィカがある。それは誰もが知っていることだよ」と、ダビド・ルイスも認める。「でも、試合が始まれば、すべてを忘れるんだ。ただ、チェルシーのために勝ちたい。このタイトルを獲りたい。決勝戦の相手は、いつだってビッグクラブ、ビッグチームが相手だ。だからこそ、ベンフィカが決勝に勝ち進んだのだし、チェルシーが決勝に勝ち進んだんだ」。

 2009-2011シーズン、ベンフィカがリーグ王者に輝いたときの主力メンバーだったダビド・ルイスは、対戦相手への警戒を口にする。「ベンフィカは驚異的な哲学を持っている。彼らはボールを保持して、全体を押し上げてくるんだ。だからこそ、対戦すると非常に難しい。彼らが押し上げてきたときは、スペースを絶対に空けてはいけない。90分間、ずっと集中しなければならないし、あらゆることに準備をしておく必要があるんだ」と力説した。

 ヨーロッパリーグの決勝は、15日にアムステルダムで開催される。チェルシーは昨年のUEFAチャンピオンズリーグ制覇に続き、欧州のタイトルを獲得できるだろうか。

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