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作陽の快足アタッカーMF平岡がF東京練習参加、浦和、磐田などと争奪戦か

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 作陽高(岡山)のU-17日本代表候補MF平岡翼(3年)が13日からFC東京の練習に参加している。

 14日付の日刊スポーツによると、ゲーム形式の練習で右サイドに入ると、中に切れ込んで左足シュートを放つなど持ち味を見せようとアピール。MF石川直宏に「サイドでボール持ったとき、どうやって突破しているんですか?」と質問し、石川は「変に丸くならないで『そのままいけよ!』って言いました」と答えたという。

 1月の全国高校選手権では圧倒的なスピードと切れ味鋭いドリブルを武器に作陽の8強進出に貢献。2月にはU-17日本代表候補合宿に招集され、3月に日本高校選抜として出場したデュッセルドルフ国際ユースサッカー大会では日本の初優勝に貢献した。

 選手権を機に評価が一気に高まったが、U-17代表候補合宿の練習試合で対戦したJクラブから「まだまだ」だということを実感させられた。「素のスピードは通用しているところもあったので、そういう面では良かったんですけど、スピードに乗せさせないところでのプロの狡さや巧さがあった。そういう面では自分はどうやって速くスピードに乗るかを意識しなければならない」とさらなる成長を誓っている。

 今回の練習参加ではチームの雰囲気を味あうと同時に、練習参加することで刺激を受けてより高いレベルを目指していく。同紙によると、平岡は15日までF東京の練習に参加し、16日からは浦和の練習に参加する模様。浦和は「田中達也2世」として注目しているほか、磐田、岡山など複数クラブが興味を示しているとのことで、今後争奪戦が加速していきそうだ。

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