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A代表初選出の東が合流、「五輪とは違う雰囲気だった」

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 日本代表に初招集されたFW東慶悟(F東京)が27日、愛知県内で行われている代表合宿に合流した。冒頭15分以外、非公開となった合宿2日目の練習。国内組10選手はこの日からの合流とあって軽めの調整だったようだが、東は「あまりボールに触ることはなかったけど、緊張感のある雰囲気でやれてよかった」と充実感を漂わせた。

 11年8月に札幌で行われた代表候補合宿にも招集されていたが、日本代表は初選出。「ミーティングもすごく緊張感があって、そういう緊張感を味わえてよかった。五輪代表ともまた違った雰囲気だった」。FW清武弘嗣、DF酒井宏樹らロンドン五輪代表のチームメイトとも久々の“再会”。「(オーバーエイジ枠でロンドン五輪に出場した吉田)麻也クンからだいぶイジられるので。ピッチ外でコミュニケーションを取って、あまり得意なほうじゃないけど、早く溶け込めたらいいと思う」と意欲的に語った。

「ゴール前に入っていく動きが評価されていると思うし、試合に出たら、時間が短くても、少しでもその回数を増やして、ゴール前に顔を出したい」。日本代表はブルガリア戦(30日、豊田ス)をへて、引き分け以上で5大会連続のW杯出場が決まるW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(6月4日、埼玉)に臨む。大一番を控えたタイミングでのA代表初招集に「ずっと目標にしていたので、うれしいけど、まだ何もしていないし、ここからが大切。1日1日を大切にしていきたい」と表情を引き締めていた。

(取材・文 西山紘平)

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