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日本vsブルガリア 試合後の選手コメント

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[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ブルガリア 豊田ス]

 日本代表は30日、キリンチャレンジ杯でブルガリア代表と対戦し、0-2で敗れた。3-4-3でスタートした日本は試合開始早々の前半3分に直接FKで失点。後半開始から4-2-3-1にシステムを戻したが、後半25分にMF長谷部誠のオウンゴールで追加点を許し、最後まで1点を奪うことができなかった。

以下、試合後の選手コメント

●FW香川真司(マンチェスター・U)
「無得点は残念。紙一重のところもあったし、そこで決めていれば変わっていたと思うけど、負けたのは悔しい」
―前半は3-4-3だったが?
「いい形はつくれていた。これまでの3-4-3と比べれば、うまくいったと感じる部分もあった。ただ、ゴール前の精度だったり、あと1本つながらないところもあった。上に行けば行くほど、そこの精度は高くなる。次に向けて修正したい」
―後半頭の清武、乾との連係はよかったが?
「あの時間帯にゴールを決めないと厳しい。あそこで僕らが決め切れなかったから、セットプレーで失点した。よくある試合展開だった。後半の最初で相手も付き切れていなかったし、そこは僕たちの課題。あそこで決めていれば勢いに乗ったと思う」
―今日はゴールが遠かった?
「遠かったのか近かったのかは分からないけど、最後のゴール前の精度が足りなかった。僕に限らず、相手もタイトな守備をしてきて、苦労したところはあったけど、決めていれば違った試合展開になったと思う」
―オーストラリア戦に向けては?
「次が大事だし、切り替えていきたい。無得点で終わったのは悔しいけど、いい形は何本かつくれたので、それをつなげるしかない」
―攻撃の形はつくれていた?
「いい形は前半も後半も何本かできていたけど、あそこで決められなかったことが課題。ただ、僕たちがいい距離感でいたときはいい崩しができていたと思う。それは次に生かしていきたい」
―3トップの左右が開いていたが?
「監督からはファーストポジションはサイドに開いてほしいと言われていたけど、実際にチャンスになったときはゴール前でいい距離感でもらえたときだったし、ファーストポジションとしてサイドハーフとうまく連係してポジショニングを取ったときもいい形をつくれていた」
―ダイレクトパスをもっと使いたい?
「そうですね。最後のところでもっと工夫が必要だし、そういうところに良さのある選手が多いので」
―3-4-3は前の人数が少なくなりがちだが?
「前が3人だから、たまに右サイドに行ったときにFWしか当てるところがなかったりした」
―試合中、監督からファーストポジションを崩すなと言われた?
「試合中もハーフタイムも特に言われてない。乾はベンチサイドだったから言われたと言っていたけど。連動した速い攻撃のときは相手も付きにくかったと思うけど、相手が戻ってきたときは逆に相手にはめられてボールを失う形になった」

●FW乾貴士(フランクフルト)
―前半は3-4-3だったが?
「勇気を持ってみんなでチャレンジしようと話していたが、なかなかうまくなかった。もうちょっと形をつくれればよかった。距離感もちょっと難しかった。守備も難しいやり方だった。ただ、これができるようになればまた上に行けると思うし、やっていく価値はあると思う」
―香川との連係はよかったが?
「もっとやれると思う。4-2-3-1になってからも、あんまりボールに触れなかった。キヨ(清武)と(香川)真司くんはよかったと思うけど、自分も中に入っていかないといけない。そこが悔しいし、やっていかないといけない」
―今日のよかったところは?
「今日は全然なかった」
―個人的には初めての3-4-3だったが?
「まだやって間もないし、難しさはあるけど、こういうパターンもある。距離感はちょっと遠いのでやっぱり難しい。一個逃すとなくなっちゃって詰まったりするので難しい。でも、そこの状況判断を良くしながらやっていかないといけない」
―25分過ぎから距離感を近づけたように見えたが?
「最初から中に入って、近くでやろうと言っていたけど、監督的にはそうではなくて、中に入るタイミングが重要だと思う。右サイドでボールを持ったときは、自分はきっちり右サイドにいないといけなかったけど、いなかったときは怒られていました。そのへんはまたやっていけたらいいと思う」。
―後半に入って意識の違いは?
「ポジショニングはどちらでも重要視されるし、特にこの監督の場合は重要視されるので、そのあたりは早く自分たちがやれるようにならないといけない。やれるようになったときに、もっといいサッカーをできるかもしれない」
―後半立ち上がりの20分間が一番良かったのでは?
「キヨと真司のコンビネーションは良かったけど、自分が入って何かしたというのはなかった。その中で自分が入って、何かできればよかった。タイミングが悪くて入れなかった」
―カナダ戦のあと、決まり事にとらわれすぎたとコメントしていたが、今回は?
「そのポジショニングを自分たちがしっかり意識すれば、いいサッカーができるのかなと思うし、それをやっていくしかないと思う。自分たちの理解力が試されているし、しっかりやることは自分たちのためでもあると思う」
―3-4-3のときの守備は?
「中を切れと言われているので、そこはまず中に通させないということぐらいですかね。あとは3-4-3のときはなるべく前の3人に守備をさせたくないというのが目的なので、そういう状況でやらせてもらって、自分たちはできなかった。改善していかないといけない」
―オーストラリア戦前の2連敗となったが?
「負けたことは本当に悔しいし、相手のサッカーも良かった。本当に情けないけど、これでW杯がなくなったわけではないので、次に勝ってW杯に行けるように。逆にこれで気が引き締まったのではないかと思うし、しっかり勝ち点3を取りたい」

●FW清武弘嗣(ニュルンベルク)
―入るときの指示は?
「特別の指示はなく、4-2-3-1でという指示だけだった。4-2-3-1はずっとやっているので、戸惑いなくやった」
―後半立ち上がりから20分間が今日は一番良かったが?
「そうですね。そうだと思いますが、あと1本パスが通ればというところで引っかかったりというのがあったので、そこは最後の精度を高めないといけない。あの20分間のいい時間帯に点を取れたらまた違った結果になったと思うけど、点を取れなかったので。そういう話は(香川)真司くんともしたし、あのいい時間帯に1点取れたら違う流れになったと思う」
―結果が欲しかった試合だったのでは?
「3-4-3を試して、最初はうまくハマらなかったけど、途中から良くなったし、あれをもっともっと追い求めてやっていけば、自分たちの武器になると思う。自分たちのいい時間帯に1点取れていれば良かったけど、もっともっと監督が言っていることと、自分たちがやらないといけないことを組み合わせて、次の試合はもっと形にとらわれすぎずにやれればいいと思う」
―外から見ていて前半途中からの3-4-3は良かった?
「ボールをこっちが保持していたし、いい流れだったと思う。ゴールまで行っていたし、自分もやってみたかったけど、もっと練習で自分はやっていかないといけないと思う。結果的に負けているし、ゴールが入っていないのでそこは課題だと思う」
―3-4-3は切り札として使えそう?
「それは監督が決めることだけど、前半は最初だけうまくいかずに、あとはうまくハマッていたと思うし、ほぼ前半はこっちがボールを持っていたので、もう少ししっかりやっていけば、すごくいい武器になると思う」
―オーストラリア戦を前に2連敗したが?
「結果はついてきてないけど、次の試合が一番大事だし、しっかり勝って決めないといけない」
―セットプレーは自分が蹴る指示だった?
「そういう指示だったので、ヤットさん(遠藤)と話しながら蹴らせてもらった。あれがゴールにつながればよかったと思うし、もっともっと精度を上げていきたい」
―セットプレーからの失点が気がかりでは?
「そうですね……。でも防げる失点だと思うので、あと5日間あるので、もう一回しっかり修正してやれれば。オーストラリアはセットプレーも強いと思うので、もうちょっと確認していければいいと思う」
―試合後のロッカールームの雰囲気は?
「みんなが思ったことを口にしていたし、そういうのはすごくいいことだと思う。激論というのではなく、個々の場面についての意見を普通に。でもそういうのはすごくいいことだと思うし、それが次の試合につながると思う。今日はすべて悪い点ばかりだったわけではないと思うので、あと5日間、しっかり確認してやれればいけると思う。下を向いていてもしょうがないし、信じて、次はしっかり勝ちたいと思います」

●MF長谷部誠(ボルフスブルク)
「前半は3-4-3を試したけど、よかったところと悪かったところが出た。守備は悪くなかったけど、攻撃は前に一人人数が足りなかった。後半も4-2-3-1にして立ち上がりはよかったけど、45分通してはよくなかったと思う。今日は全体的によくなかった。3-4-3は片方のボランチがPAに入っていくぐらいでないと、人数が足りない。そこは意識していたけど、中盤で1枚足りないので、いつもと違う感じがした。サイドが一人多いから、そこから崩すのが狙いかなと、あらためて思った。点を取れていないのは感じるし、個人的にももうちょっとシュートを打たないといけない」
―連敗でオーストラリア戦に臨むが?
「勝って、内容もよく、気持ちよく6月4日に臨みたかったけど、負けた事実は変わらない。ここで出た修正点をもう一回確認して、あとは気持ちを切り替えて6月4日に向かいたい」
―セットプレーで失点が続いているが?
「(川島)永嗣も『難しかったけど、弾こうと思えば弾けた』と言っていたし、僕のオウンゴールもクリアしないといけなかった。セットプレーで失点が続いているし、点を取られた場面以外にもセットプレーで危ないシーンがあった。体格で劣っているところはあるし、一番はセットプレーを与えないことだけど、たとえ与えても、体を当てて、競り勝てなくても相手の体勢を崩すようにしないといけない」
―オウンゴールの場面は?
「自分のマークは21番(MFディアコフ)で、それまでは21番がゴール前に入ってきていた。ただ、あの場面では21番は(ゴール前に走り込まずに)こぼれ球のところに戻って、17番(MFゲオルギ・ミラノフ)が入ってきた。17番は交代で入ってきた選手で、だれが付くのか、ハッキリしなかった。17番が空いていたので、そこに付きに行こうとスピードを持って走っていったら、そこにボールが来て……。後ろ向きに勢いよく走っていたので、(クリアしようとした)ボールがうまく外に向かわなかった」

●DF吉田麻也(サウサンプトン)
「ホームで完封負けはあり得ない。最初、あっさり入れられたのもそうだし、課題であるセットプレーからの失点を防げなかったことは腑に落ちない。うまくいかなかった点はたくさんある。3バックだろうが、4バックだろうが、(日本人の欧州組と)同じタイミングで来日している欧州のチーム相手にこういう試合をしたらダメ。ただ、久々に集まって、コンディションにバラつきがある中で試合をやったことは大事」
―セットプレーからの失点が続いているが?
「一つは無駄なファウルを減らすこと。2失点目はニアが密集しているところで触れなかったらああいうことも起きる。ニアで触るのがベストだった。ずっと続いている課題なので改善しないといけない」
―連敗でオーストラリア戦に向かうことになったが?
「オーストラリアに勝てばすべてうまくいくと思う。常に危機感は持ってやっている。理想を言えばヨルダン戦で(W杯出場を)決めたかったけど、オーストラリア戦に向けてやれることをやるだけ」

●DF今野泰幸(G大阪)
―3バックの左で、ドリブルで積極的に攻め上がる場面もあったが?
「3-4-3のときはそうやって崩していこうというのはみんなで話していたし、練習でもやっていたので、チャレンジはしているつもりでした。ただ、前の要求が高すぎて……。『もっと前に来い』と(苦笑)」
―3-4-3を久しぶりにやって見えた課題は?
「ポジショニングのところはすごくチャレンジしたつもりなので、体力的にきつかったけど、でも慣れていけばいけると思う。攻撃面では結構いい形をつくれたと思う。今日はミーティングをして、選手のポジショニングの理解度を上げたし、僕自身ももっと深く分かったし、良かったと思う。課題は、今日の試合で言えば、3-4-3、4-2-3-1ではなく、セットプレー。カナダ戦、ヨルダン戦とセットプレーの失点が異常なので。オーストラリアもセットプレーを狙ってくると思うし、ちょっと考え直さないといけない」
―与えないのも大事?
「そうですね。でも日本代表はみんなその意識でやっている。与えないようにはしているけど、何回かはある。そういうところでやられてはいけない。しかも今日はこっちが1点も取れなかったし、残念ですね」
―前の要求というのは3トップ?
「3トップもそうだし、サイドのMFもそう。『もっといいパスをくれよ』という感じですね。自分でも結構やったと思うけど、相手もすごくよくやっていたと思う。僕が上がったときは、普通はボールウォッチャーになってどっちかが空くんですよ。それでチャンスになるけど、今日はぴったり1対1でマンマークを付けててきたので、出せない状況が多かった。でも、いかにそこで気持ち良くプレーさせるかが僕の仕事だと思うし、僕がいいパスを出せば必ずいい攻撃をしてくれると信じているので、そうやっているつもりです」
―守備時の3枚から4枚への横ズレが、2年前は5枚になっていたが、今日は4枚になっていた。
「意識的にそこはやってみようと話していた。やられてもいいから、監督の考える3-4-3をやってみようと。(栗原)勇蔵の素晴らしいカバーもあったけど、以前よりは良い横ズレができていたと思うし、いいボールカットをできたときもあった」
―コンパクトさはどうだった?
「中盤の選手は広かったと言っていたけど、俺は前半も広いと思っていなかったし、崩せそうだと思っていた。相手は中盤がめっちゃうまかった。前線にいい選手はいなかったけど、中盤は落ち着いていた」
―今まで以上にオプションになるという手応えをつかんだ?
「はい。日本代表のメンバーならやれると思いますよ」

●DF栗原勇蔵(横浜FM)
「前半は3-4-3で、慣れていない分、横ズレもあったし、結構体力を使って、後半はちょっとバテて、最後はきつかった。ブルガリアは強かったけど、こういう相手に結果を出さないといけない」
―オーストラリア戦に向けては?
「いつものやり方でやるときは今までどおりやればいい。日にちもないし、あとはメンタルと強い気持ち。今やれることはそこだと思う。あと何日かで徐々に上げていきたい」
―今後どういう状況で3-4-3を使いそう?
「守備的ではなく、攻撃的な3バック。点を取りに行くとき、リードされていて追いつきたいときに使うという話は監督もしている。監督は、自分が入ったポジションだけがCBで、(吉田)麻也と今ちゃん(今野)のやったポジションはSBという言い方をする。3人のCBではなく、CBが一人という感覚でやらないといけない。SBと言われているポジションの選手がもっと攻撃に絡まないと、攻撃的な3バックとして機能しない。もっとやって実戦で使えるようにならないといけない」
―後半は4-2-3-1に戻ったが?
「いつもやっているからスムーズだし、例えばパッと顔を上げたときに味方がどこにいるかも感覚的に分かる。そうなるにはやっていかないと。今日はよくなかったかもしれないけど、継続的にやらないといけないと思う。そこは挑戦だし、オプションは増えた方がいい。どんどん吸収して、使い分けていければ」
―オーストラリア戦の直前に3-4-3を試したというのは?
「この試合はオーストラリアも絶対にスカウティングしているだろうから、そこで多少紛らわすというのもあるのかもしれない。監督はそんなことまったく言ってないけど。オーストラリアは絶対に強い気持ちで来るし、うちも引き分け以上でW杯が決まる。気持ちの勝負になると思うし、オーストラリア戦で(W杯出場を)決めて、そのあとのイラク戦とかで、そういうチャレンジができれば、またレベルも上がっていくと思う」
―セットプレーからの失点が続いているが?
「今日もセットプレーで2点やられているし、最近セットプレーでずっとやられている。高さは外国人の方がある。もう一回考え直さないといけない。相手にやられないように。体を当てるだけでも全然違うし、集中だけでも全然違う。本番でセットプレーでやられることほど、もったいないことはない。みんなで確認していきたい」

●DF内田篤人(シャルケ)
「後半、良くなるのかなと思いきや、前半の方が良かったんじゃないか疑惑。システムどうこうじゃないですよね」
―何が悪かった?
「何が良かったですかね……。失点はしょうがないので、ああいうゴールは。(川島)永嗣さんに助けられた場面もたくさんあったし、ブレ球だったし、雨だったし。でも、だれも声をかけにいってないと思う。永嗣さんなら自分で持ち直す。強い人だからね。そのあとは早い失点だった分、取り返す時間もあったし、シュートチャンスもあった。試合前のミーティングからブルガリはいいチームだと思っていた。よく頑張るし、技術もある。欧州では普通のレベル。移動もあるし、時差もある。でも欧州では普通ですね」
―前半の問題点は?
「人が3-4-3のポジションにいれば、回せるときは回せた。でも慣れですからね、新しいポジションは。そんなに意識しない方がいいと思う」
―内田選手は負けたあともいつもなら『こういう試合もある』というスタンスですが、今日は?
「変わらず、『関係ないっしょ』と言いたいけど、だれもが大事と分かっているこういう時期に勝てないのは精神的にも差を感じる。強いチームはここというときは絶対に負けない。それは本番前の試合でも、大学生との練習試合でも」
―足りなかったことは?
「動き自体は普通だと思う。守備のポジショニングの連動という面では悪くない。ただ、後半もベンチで見ていたけど、もっと前にいかないといけないと思った。ちょっと決まり事を意識しすぎかな。日本人なので、監督に言われたことを忠実にこなす民族ですから。海外でやっていると、『監督の話、聞いているの?』という感じだけど、それで点が入ってしまえばいいので。考えすぎず、約束事だけしっかり」
―セットプレーの失点は?
「散々言われているけど、個人を責めるのではなく、その前のファウルの取られ方とかですね。向こうは頑張っていたから。こっちがボールを上げても、マイク(ハーフナー)に体を当ててきたり。一歩のところ。変な意味、アジアでは向こうが外してくれたりするから助かるけど、ちょっとレベルが上がると、ごまかしが利かない」
―3連敗はないだろうと思う?
「いやいや、ズルズルいったらありますよ。引き分けでいいという状態からズルズルいくこともあるから。それは避けたいというのはみんな分かっているけど、次はもっと厳しい試合になる。今日のような状況はオーストラリア戦でもあるかもしれない。ちょっと窮屈かな。俺が分かっているからみんな分かっていると思うけど、前へ、前へですね。後ろにじゃなくて」

●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
―1失点目のFKは?
「無回転だったし、難しいボールではあったけど、止めないといけなかった。次の試合に向けてもそうだし、3-4-3のチャレンジのためにも、開始直後にああいう形で失点したのは自分の責任だし、チャレンジを難しくしてしまった」
―相手が無回転を蹴ってくる情報はあった?
「(キッカーの助走の)入り方で無回転を蹴ってくるのは分かった。(無回転のボールが)どこに行くか分からない分、自分が(シュートコースの)ラインに入っていないといけなかった」
―前半は久々に3-4-3で戦ったが?
「後ろから見ていてもボールの動かし方とかは今までと違う感覚を多少つかめたのかなと思う。やって悪かったことはないと思う。最初の失点がなければ、もっといい形でチャレンジできたと思う」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

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