beacon

今度こそW杯決める、長谷部「このスタジアムで勝たないわけがない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表は2日、埼玉県内で練習を行い、4日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)に向けて調整した。冒頭部分のみ公開された練習では、フィールド選手20人が2チームに分かれて4-2-3-1のシステムを組み、手だけを使ったミニゲームや、ヘディングだけでつなぐミニゲームで汗を流した。

 約2時間弱のトレーニングを終え、MF長谷部誠(ボルフスブルク)は「練習の内容もオーストラリア戦に向けたものになってきて、雰囲気もピリッとしたものになってきている」と指摘。練習前にはオーストラリアの映像を使ったミーティングも行われ、いよいよ決戦モードが高まっている。

 引き分け以上でW杯出場が決まるはずだった3月26日のヨルダン戦はまさかの1-2敗戦。最終予選初黒星で出場決定は持ち越しとなった。同じく引き分け以上で5大会連続のW杯出場が決まるオーストラリア戦は、史上初めてホームでW杯出場を決めるチャンスでもある。

「素晴らしい雰囲気をサポーターがつくってくれるし、背中を押してくれる。このスタジアムで勝たないわけがないぐらいの雰囲気をつくってくれる。サッカー選手として、これほど最高の舞台はない」

 超満員に膨れ上がる埼玉スタジアムでの大一番を待ちわびる長谷部は「気持ちは嫌でも高ぶるし、そこは心配していない。ヨルダン戦、ブルガリア戦も戦ってないわけではないけど、そこが足りなかったと思うし、勝ちたいという気持ちを前面に押し出して戦いたい」と意気込んでいた。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
ブラジルW杯アジア最終予選特集

TOP