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遠藤が居残りでFK練習、「いい感触だった」

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 日本代表MF遠藤保仁(G大阪)が2日、居残りでFK練習を行った。ゴール前に人型の壁を並べ、繰り返し右足を振る。抜群の精度で次々とゴールネットを揺らした。

 5月30日のブルガリア戦(0-2)では直接狙えない位置でのFKやCKのキッカーをFW清武弘嗣に譲った遠藤だが、後半33分の直接FKのチャンスでは自ら蹴った。このときは枠を捉え切れなかったが、4日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)に向け、この日のFK練習は「いい感触だった」と納得の表情を見せた。

 オーストラリア戦では遠藤、清武のほか、前日に合流するMF本田圭佑もキッカーを務める可能性がある。「だれが蹴るかは決めてないし、そのときの状況によって決めたい。位置や角度、GKの位置で判断したい」と、状況に応じてキッカーを使い分けるつもりだ。

 オーストラリアのGKマーク・シュウォーツァーは194cmの長身GK。これまでに何度も対戦経験のある相手に「GKがデカいので、しっかりコースを狙わないと。やりやすい部分もあるし、やりにくい部分もある」と警戒しながらも「いいコースに行けば、もちろんビッグセーブがあれば弾かれるけど、それ以外はどんなGKでも入る。GKがだれかは関係ないし、自分自身が集中して蹴りたい」と自信を見せていた。

(取材・文 西山紘平)

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