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本田がFIFAにコンフェデ杯での活躍を誓う、「ジャイアントキリングを起こす」

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[6.4 W杯アジア最終予選 日本1-1オーストラリア 埼玉]

 日本代表MF本田圭佑(CSKAモスクワ)が、5大会連続のW杯出場を決めた4日のオーストラリア戦後に国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューに応じている。

 4日の試合で日本は、1点ビハインドで迎えた後半ロスタイム、本田が上げたクロスボールがPA内にいた相手選手のハンドを誘いPKを獲得。このPKをを本田自らが沈め、日本をW杯出場へと導いた。

「試合は支配していた。チャンスはあったが、なかなかゴールを決めることが出来なかった。オーストラリアに先に得点を与え、ゲームが難しくなったが、僕たちは最後まで諦めなかった」

 本田の蹴り込んだPKは、GKマーク・シュウォーツァーが横に飛んだのをあざ笑うかのように、ど真ん中に蹴り込んだものだった。「プレッシャーは感じていたが、自信を持って蹴った」。祈るようなゴールパフォーマンスを見せたことについては、「個人的にはいくつか思うことがあった。でもそれを抜きにして、日本がW杯の出場権を獲得できたことには満足している」と語った。

 エースの左足が5大会連続の世界の舞台へのキップを手繰り寄せた。10年W杯南アフリカ大会との違いについて尋ねられた本田は、「今は非常に多くの日本人選手が欧州でプレーしている。そしてその中にはビッグクラブでプレーしている人もいる。彼らはその欧州で得た経験を代表チームのために還元してくれている。それは結果で示されている」。

 日本はこのあと、15日に開幕するコンフェデレーションズ杯に参加する。開幕戦でブラジル、19日にイタリア、22日にメキシコと対戦。現状を知るうえでは、これ以上ない相手との対戦が続く。だが本田は自信満々に話し、インタビューを締めくくっている。

「僕たちはジャイアントキリングを起こす。グループ内では最も弱いとされているかもしれませんが、僕たちはすべてを驚かせるつもりです」


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