岐阜県飛騨市でトレーニングキャンプを行っている名古屋グランパスのストイコビッチ監督が、大好物の「鮎」を例えに出し、リーグ14位と低迷する選手たちの奮起を促した。

　名古屋はこの日、FC岐阜と練習試合を行い、2-0で勝利した。前半41分にMF藤本淳吾のゴールで先制した名古屋は、控え組中心となった後半にも24分にMF磯村亮太が得点。公式サイトによると、ストイコビッチ監督も「戦術的な面で求める動きを見せてくれてうれしく思います」と手ごたえを掴んだ様子だ。

　明日は完全オフが予定されている。記者から「近くに釣り堀もあるようですが」と質問されると、「鮎は釣れますか?ここまで6日間で、すでに29匹の鮎を食べました」と驚きの報告。以前からピクシーは鮎を大好物に挙げているが、「鮎は世界的に見ても素晴らしい魚です。美しいですし、鮎には申し訳ないですが、とても美味しい魚です」と改めて絶賛。「鮎は川の中で縄張りを張っていますし、選手たちにも鮎のファイティングスピリットを見習って欲しいと思います」と選手たちに“珍アドバイス”を送った。