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CSKA:「ミランに行きたいという本田の希望を尊重しなければいけない」

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ミランとの交渉に進展はあるのか

 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑は13日、ゼニト・サンクトペテルブルクとのロシア・スーパーカップで、2ゴールを挙げる活躍を見せた。ロシアメディアによると、CSKAの幹部は試合後、同選手の残留が非現実的だとの見解を示している。

 一時はロシアでのラストゲームになるかもしれないと言われたスーパーカップで、見事な2ゴールを記録し、今季初となるタイトルをCSKAにもたらした本田。ロシア『スポーツ・エクスプレス』によると、同選手は試合後、次のように話している。

「自分の未来がどこにあるかは分かりません。(代理人の)兄かCSKAのフロントに聞いてください。あるビッグクラブが自分に関心を寄せてくれていて、それをすごく誇りに思っています。ロシアでの3年半を経て、より大きなリーグにトライしたいということは、何度も言ってきました。クラブはミランの関心を知っているし、僕はクラブに自分の希望を伝えています」

 一方、CSKAのロマン・ババエフGM(ゼネラルマネジャー)は、このように述べている。

「我々はここ数年、本田を引き留めようとしてきた。だが、それは現実的ではない。我々は、ミランに行きたいという彼の希望を尊重しなければいけない。スーパーカップで彼はいかにプロフェッショナルであるかを示した。彼のモチベーションを疑う声もあったが、本田はそれが間違いであることを証明してくれた」

 イタリアのメディアによると、本田の関係者は今週、CSKAと交渉にあたる予定とのこと。夏のミラン移籍を実現させられるか、可能性を探るためと見られている。年俸250万ユーロの4年契約で、ミランとは基本合意に達していると言われる本田。CSKAからイタリアへの移籍は実現するのだろうか。


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