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ダヴィ弾で鹿島先制も、関塚采配的中の磐田が追いつく

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[7.17 J1第17節 鹿島1-1磐田 カシマ]

 鹿島アントラーズジュビロ磐田のゲームは1-1のドローに終わった。

 今週末に開幕する東アジア杯に出場する日本代表が15日に発表された。鹿島からはFW大迫勇也とMF柴崎岳、磐田からはMF山田大記が代表初選出。さらにキャプテンに指名された磐田DF駒野友一を含め4選手が代表発表後初の公式戦に臨んだ。

 前半は鹿島がテンポよくゲームを進めた。前半4分、ジュニーニョの左クロスを大迫が頭で合わせるが、GK川口能活のセーブに遭う。同32分にはFKのこぼれ球をダヴィが右足アウトで押し込むが大きく枠外。同34分には大迫が抜け出し、川口と1対1の状況を作り出す。川口に弾かれた大迫のシュートの跳ね返りをMF遠藤康が押し込むが、これも間一髪DFに弾かれてしまった。

 なかなか決めきることの出来なかった鹿島だが、後半20分、カウンターからゴールをこじ開ける。自陣でボールを受けたダヴィが強引に持ち上がると、右サイドの大迫にパス。ダヴィはそのまま前線のスペースに走り込み、リターンパスを受けると、左足でゴールに流し込んだ。ダヴィは2試合連続、今季7点目となった。

 初代表に選出され注目の集まった柴崎は、この試合ではあまり持ち味を出すことが出来ず、後半27分にMF本田拓也と交代でピッチを後にした。

 いいところのなかった磐田だが、終盤、関塚隆監督の交代策が的中する。後半33分にFW前田遼一と交代で入ったFW金園英学が右サイドから上がったクロスを頭で合わせる。リーグ戦6試合連続で途中出場を続けるスーパーサブが、ファーストプレーでゴールネットを揺らし、ドローゲームに持ち込んだ。

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