アジアツアーでオーストラリアに滞在中のマンチェスター・ユナイテッドFWロビン・ファン・ペルシーが、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズに所属するMF小野伸二と再会を果たした。

　2人はフェイエノールト在籍時にチームメイトとなっている。フェイエノールト下部組織出身のV・ペルシーは2001-02年シーズンにトップチームに昇格。同年シーズンより加入した小野とともに、2002年のUEFA杯(現欧州L)を制覇するなど、一時代を築いた。

　豪『テレグラフ』が伝えたところによると、豪州代表MFブレット・エマートン(2000～03年にフェイエノールト在籍)を加えた3人がシドニーの中心部であるシドニー・ハーバーで再会。旧交を温めたとしている。

　V・ペルシーは「我々は本当にいい思い出を共有している」とコメント。小野については「UEFA杯に優勝した時、私は非常に若かったが、とても良くしてくれた。本当にお世話になった。彼はシンジ(香川)と同じで、非常に素早く、テクニカルで、視野の広さを持っていた。私たちはともにディナーをする仲でもあった。彼は偉大な男だよ」と賛辞を送っている。

　残念ながら小野は欠場するが、オーストラリアAリーグ選抜とマンチェスター・ユナイテッドは、20日に親善試合を行う予定でいる。