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復帰戦でいきなりの2ゴール、復活誓う宇佐美「G大阪で一時代を築く」

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[7.20 J2第25節 G大阪3-2神戸 万博]

 復帰戦で圧巻の活躍だ。神戸との頂上決戦となった“阪神ダービー”で復帰戦を迎えたガンバ大阪FW宇佐美貴史は1トップで先発出場すると、1点ビハインドで迎えた前半7分に同点ゴールを記録。同39分には逆転弾を奪い、いきなりの2ゴールでガンバを勝利に導いた。「1点目はヤットさん(遠藤)が決めさせてくれた。2点目もラッキー。みんなに感謝したい」と謙遜した宇佐美だが、さすがの存在感を示していた。

「帰ってきてからずっとここでプレーすることを楽しみにしていた。もう一度万博でプレー出来るということで、ずっとワクワクしていた。自分にとっては最高の場所。きょうこういう形で終わることが出来てうれしいです」

 得点の場面はいきなりやってきた。ポポに先制弾を許した直後の前半7分、この日がJ初スタメンとなった宇佐美と同学年のMF大森晃太郎がMF二川孝広にパス。二川がヒールで流し、遠藤がスルーすると、ボールは宇佐美の足もとに。これを落ち着いて流し込み、すかさず同点に追いついた。さらに同39分、左サイドからのCKを獲得したG大阪は、遠藤のキックをDF岩下敬輔が頭で折り返す。これを宇佐美がワンタッチで流し込み、逆転に成功した。

「楽しかった」と振り返った復帰戦。「ああいう形で送り出してもらって、こういう形で帰ってきたことは情けない気持ちもある。もう一度ガンバでみなさんと一緒に一時代を築きたい。本当にガンバのために頑張りたい」とあいさつした宇佐美。ドイツでの“屈辱”をバネに、G大阪の至宝が再始動する。

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