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CSKAは本田の希望尊重も…ミランはあくまで1月加入を希望か

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 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが『スカイ』に対し、改めて日本代表MF本田圭佑(CSKAモスクワ)の1月の加入を望む発言をした。

「ミラン関係者がロシア入りしたが、彼の契約は12月まで残っている。1月にはフリーになる。そこからクラブと交渉することになる。私は1月に加入すると思いますよ」

 ただ今夏の加入を推すイタリアメディアも多く、交渉段階での駆け引きともみられているが、問題となる金銭面については相変わらず隔たりがあるようだ。イタリアメディアはCSKAは本田の移籍に400万ユーロ(約5億3000万円)を要求しているとみている。しかし今冬に移籍金が0になる選手に対して、満額支払うことは、今後の他の移籍にも影響しかねないだけに難しいものとなっている。

「CSKAはお金持ちのクラブだが、手放すことに大金を求めてきている。スポンサーが介入しない限り、難しいと思うね。彼の獲得にはコストがかかるんだ。介入があれば早まることも可能だね」

 本田本人はあくまでも今夏の移籍を目指している。CSKA側も意向を把握しているようで、ロマン・ババエフGMはロシアメディア『イタルタス通信』に対し、次のように語っている。

「我々はミランでプレーしたいという本田の意向を尊重している。それが彼の夢だからね。ただミランからはオファーが届いていないんだ。それが届き、適切なオファーであれば、我々は本田を手放すことになる」

 早期解決を望みたいが、双方の思いが合致する日はいつになるのか。

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