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去就について宮市「先のことは分からない。今は精一杯やるだけ」

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[7.26 親善試合 浦和1-2アーセナル 埼玉]

 名古屋戦では先発出場したMF宮市亮だったが、この日は後半から出場。ともに45分間のみのプレーとなったが、キレのある動きで、怪我からの復調をアピールした。

 充実の2週間だった。世界最高クラスの選手たちと過ごした期間、宮市にとっては発見も多い期間となった。世界最高レベルで練習出来たことはすごく自分にとってはいい経験になった。自分の持ち味であるスピードという部分では負けないと思いました。ただチームメートのウォルコットなんかは、スピードの使い方もうまいですし、どんどん見習っていかなければいけないなと思いました」。

 アーセン・ベンゲル監督も「前回(名古屋戦)に比べてもシャープさが戻ってきている。今彼は上昇気流に乗っている」と復調に太鼓判を押すほど宮市の状態は回復している。ただ本人は「まずは怪我をしない体をしっかり作ることだと思う。シーズン前に作って、シーズンに臨みたいと思います」と気を引き締めた。

 今後の去就について問われると、「先のことは分かりませんが、今は自分の出来ることを精一杯やるだけ。与えられたことをしっかりやるだけです」と話した宮市。「しっかり自分のやるべきことをしっかりやっていきたい」と更なるアピールを誓った。
(取材・文 児玉幸洋)

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