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水戸が終盤2発!4位・長崎は6試合ぶり黒星

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[7.27 J2第26節 長崎0-2水戸 長崎]

 4位のV・ファーレン長崎がホームで12位の水戸ホーリーホックに0-2で敗戦。6試合ぶりの黒星を喫した。

 長崎はシュートわずか4本。それでも前半15分には左サイドでボールを受けたMF小笠原侑生がDFを外して一気にPAへ切れ込み、右足シュートを放つ。また後半4分にはMF山田晃平が左サイドを突破して中央へ折り返す。同15分には3人に囲まれながらもボールをキープしたMF金久保彩が右足シュートへ持ち込む場面もあった。

 だが、前節から採用している3-5-2が機能し、またGK本間幸司が好守を見せる水戸から1点を奪うことができずにいると、試合終盤の2失点によって勝ち点を失った。

 水戸は後半40分、カウンターからMF木暮郁哉が右サイドへ展開。これをMF橋本晃司がDF2人を引き付けながらダイレクトで落とすと、入れ替わるように前へ出たMF鈴木雄斗がハーフウェーラインから独走する。シュートフェイントを交えて一気にPAへ侵入すると、最後は右足シュートをゴール左隅へねじ込んだ。

 さらに44分には左サイドからボールを運んだ橋本が中央へ切れ込みながら絶妙なラストパス。ファーサイドでフリーだったFW鈴木隆行が左足でダメ押した。2試合連続ゴールでチームに勝ち点3をもたらした鈴木雄は試合後のインタビューで「常にゴールを狙っている。しっかり練習からそういうプレーを意識していたので、それが上手く試合で出たかなと思います。本当に嬉しいです」と笑顔。ただし、今後へ向けては「1試合1試合集中して勝つだけだと思います。練習からしっかりやっていきたいと思います」と語り、すぐに気を引き締めていた。

 一方の長崎は今節、FW幸野志有人が累積警告のために出場停止で、次節はMF井上裕大とDF趙民宇を出場停止で欠く。J1昇格争いへ向けて厳しい時期を乗り越えることができるか。

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