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震災後初…宮城での代表戦へザック「少しでも力になれれば」

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 日本サッカー協会は8日、ウルグアイ戦(14日、宮城ス)に臨む日本代表メンバーを発表した。宮城スタジアムでの国際Aマッチ開催は09年10月14日のトーゴ戦(5-0)以来、約4年ぶりで、11年3月11日の東日本大震災後は初めてとなる。

 今回のマッチメイクについて「協会から話を聞いたとき、すぐに快諾した」と明かしたアルベルト・ザッケローニ監督は、被災地で初めて指揮を執る国際Aマッチを前に「選手の思いも同じだと思うが、この地域で試合をすることは大切で、代表チームが被災地に行くことで何かを与えられればと思う」と、特別な思いを吐露した。

「震災から数か月後に個人的にも足を運んだが、目に見えて震災の大きさを感じた」という指揮官。「まだ本来の生活に戻れていない人もいると聞くし、街も本来の姿を取り戻していないと聞いている。本来の姿に戻るのは簡単なことではないと思うが、少しでも何かの力になれればと個人的には思っている」と話した。

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(取材・文 西山紘平)

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