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途中出場のハーフナーはチャンスに不発…フィテッセがEL予選敗退

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[8.8 EL予選3回戦第2戦 フィテッセ1-2ペトロルル]

 ヨーロッパリーグ(EL)は8日、各地で予選3回戦第2戦を行い、FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセ(オランダ)はペトロルル(ルーマニア)と対戦し、1-2で敗れた。敵地での第1戦も1-1の引き分けだったため、2戦合計2-3となり、敗退が決定。ベンチスタートのハーフナーは後半開始から途中出場したが、チャンスに決め切れなかった。

 まさに劇的な幕切れとなった。1-1、2戦合計2-2で迎えた後半ロスタイム5分、ゴール正面でフィテッセDFグラム・カシアが相手選手を倒してしまい、FKを献上。ペトロルルFWゲオルゲ・ゴザフの直接FKはGKピート・フェルトハイゼンの逆を突き、ゴール右隅に吸い込まれた。延長戦突入かと思われた試合終了間際の決勝点。失点直後にフィテッセの敗退を告げるホイッスルが鳴った。

 フィテッセは試合序盤からなかなか自分たちのリズムで攻撃ができず、前半21分にセットプレーから失点。後半開始からハーフナーを投入し、徐々に攻撃の形ができ始めたが、後半9分、CKに合わせたハーフナーのヘディングシュートはGKの正面を突く。それでも後半27分にMFテオ・ヤンセンの左FKをMFデイビ・プレッペルが頭で中央に折り返し、MFファン・デル・ヘイデンが右足でゴール。1-1の同点に追いついた。

 後半35分にはペトロルルDFジャン・ソニー・アルセナがこの日2枚目のイエローカードで退場となり、フィテッセは数的優位に立つ。しかし、後半45分、MFレナト・イバーラのクロスにハーフナーが右足で合わせた場面も、シュートはGKの正面。10人の相手を攻め切ることができず、逆に終了間際の失点でEL予選敗退が決まった。


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