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CLプレーオフ第1戦、ドローを悔やむ内田「右を抑えに来ていた」

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[8.21 欧州CLプレーオフ第1戦 シャルケ1-1PAOK]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のプレーオフ第1戦が21日、各地で行われ、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでPAOK(ギリシャ)と対戦し、1-1で引き分けた。アウェーゴールを許し、ホームで痛恨のドロー。内田は「前半のうちにあと2点取れていたら良かった」と悔やんだ。

「右は(前に)行けていた。左に行ったときにサボらず戻る。攻めてはいたけど、意外に決定的なチャンスがなかった。後半は特にファルファンにマークが来て、僕にも来た。右を抑えに来ているなと思った。相手が慣れないうちにもっと点を取りたかった」

 右SBで公式戦3試合連続の先発出場となった内田。立ち上がりから積極的なオーバーラップを見せ、前半13分にはMFジェファーソン・ファルファンとのワンツーから右サイドを駆け上がり、ゴール前にクロスを入れた。前半32分の先制点は左サイドからだったが、その後も右サイドが起点となってチャンスをつくっていた。

 しかし、2点目を取り切れず、1点リードで後半に折り返すと、昨年12月までシャルケを率いていたフーブ・ステフェンス監督率いるPAOKに反撃を許した。そして迎えた後半28分、PAOKは左サイドからドリブルで中に切れ込んだMFストフが右足ミドルで同点ゴール。貴重なアウェーゴールを奪うとともに、敵地での第1戦を1-1の引き分けに持ち込んだ。

 自身のサイドから中央への突破を許し、アウェーゴールを決められた内田は「(相手が)自分のゾーンに入ってきたので、後ろのコースを消しながらのプレーだった。シュートは良いコースに飛んでいた」と反省。後半42分にファルファンが負傷退場し、同43分には内田もイエローカードを受けるなど、後味の悪い引き分けとなった。


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