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地元紙:「内田は国際舞台では違う顔を見せる」

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一部のメディアではファルファンとともにインターナショナル級と評価

 21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ・ファーストレグ、シャルケ対PAOKの一戦は、1-1のドローに終わった。シャルケDF内田篤人は、右サイドバックでフル出場している。

 CL本選出場を巡る一戦で、シャルケは八百長に関与したとされるメタリストの代わりにシャルケの元指揮官フーブ・ステフェンス監督が率いるPAOKと対戦した。内田は、序盤から積極的に右サイドを駆け上がり攻撃に参加したが、73分の失点シーンでは相手選手のマークが甘かったとの見方もされている。

 この試合では、メディアによって内田に対する評価が大きく分かれたようだ。

 攻撃的な姿勢を高く評価したのは、地元『レヴィア・シュポルト』。内田のパフォーマンスにMFジェフェルソン・ファルファンとともにチーム最高点の2を与えている。寸評は次のとおりとなっている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

「内田は、国際舞台では違う顔を見せる。リーグでは痛いほど酷い内容だったのに、PAOK戦では『(踊る)ダルヴィーシュ』のように右側をスプリントで突っ走り、前方で何度も(相手に)危険を与えた」

 しかし、同じ地元メディア『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』は内田を厳しく評価した。採点を単独ワーストの4.5として、次のように評している。

「(MFミロスラフ・)ストッフがシャルケ陣内を通り抜けるランを仕掛ける73分まで、日本人は見ていただけ。PAOKがハーフウェイラインを超えた時は、常にクロスを阻むことができなかった」

 ドイツ2大紙『ビルト』『キッカー』はそれぞれ内田に4をつけた。両メディアともにチーム平均点の採点としている。

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