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長谷部獲得を諦めないニュルンベルク

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バーダーSD:「チャンスがあるかもしれない」

 ボルフスブルクMF長谷部誠の獲得を望みながらも、実現の可能性は低いと見られていたニュルンベルクだが、まだ獲得を諦めてはいないようだ。

 ボルフスブルクで本職のボランチとして出場機会を得ることが難しいと見られる長谷部は、報道によればニュルンベルクへの移籍をクラブに求めているようだが、クラウス・アロフスSD(スポーツディレクター)に断られ続けている模様だ。

 ニュルンベルクの側でも、まだ長谷部獲得の望みは捨てていない。ドイツ『ニュルンベルガー・ナハリヒテン』は、次のようにニュルンベルクのマルティン・バーダーSDのコメントを伝えている。

「我々はマコトにコンタクトし続けている。ひょっとしたら、これから数日間で彼を獲得するチャンスがあるかもしれない」

 ボルフスブルクに残留することになったとしても、ポジションは右サイドバック、あるいはそのバックアップとなる可能性も十分にある。来年にはワールドカップ本大会も控えており、日本代表のレギュラーである長谷部としては本職のポジションで出場機会を得られる環境を求めたいところだろう。

 ドイツの移籍市場は9月2日までとなっており、ボルフスブルクは8月31日のヘルタ・ベルリン戦がその前の最後の試合となる。今季バイエルン・ミュンヘンから移籍してボランチの定位置を確保しながらも、前節に退場処分を受けたMFルイス・グスタボが出場停止となるこの試合は、長谷部にとってどのような意味を持つことになるのだろうか。奇しくも、ブンデスリーガでボランチとして出場する日本代表MF細貝萌との直接対決でもある。

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