beacon

先制できなかったことに苦言のザック「前半だけで6、7点取れた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.10 キリンチャレンジ杯 日本3-1ガーナ 日産ス]

 日本代表は10日に、南アフリカW杯でベスト8に進出したガーナ代表と対戦した。前半24分に先制点を許した日本代表だが、後半5分にMF香川真司のゴールで同点に追い付く。さらに同20分には、MF遠藤保仁がMF本田圭佑とのパス交換から2試合連続となるゴールを決めて、試合をひっくり返した。同27分には遠藤のFKから本田がヘッドでゴールを決めて、リードを広げた。終盤は3-4-3をテストした日本代表は、3-1の逆転勝利を収めている。

 試合後、アルベルト・ザッケローニ監督は「同点、逆転はしましたが、うちは先制できるチャンスもたくさんありました。前半だけで6点、7点取れるチャンスがあったと思います。バランスを取るところとアグレッシブに行くところ、またダイナミズムを出すところ。そこを自分たちが、うまくコントロールできたかなと思います。このチームの選手たちのクオリティは高いものがありますから、チームの狙いができたときはこういう良い試合ができると思います」と、ある程度の満足感を示しつつも、先制できなかったことに苦言を呈した。

 終盤に3バックに変更した意図については「ちょっとずつですが、新しいオプションも試していかないといけないと思っています。通常のコンビネーションだけでなく、そういう引き出しを増やして行ければいいと思います。相手が2トップにしたこともあり、3バックで対応しようとしました」と、相手の布陣変更に応じたものであると説明している。

TOP