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[EL]前半のみで交代の乾 「良くなかった」

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相手との接触は問題なし

 フランクフルトに所属するMF乾貴士は19日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループF第1節ボルドー戦に先発出場し、前半のみの出場となった。交代は負傷などのアクシデントではなく、監督に「良くなかった」との理由で下げられたようで、乾は自身のプレーに納得していない。

 左MFで先発した乾は、後半開始時にピッチの上に現れなかった。前半終了間際に相手GKと接触した際に足を痛がっていたが、「(交代とは)全然関係ないです。全然できたし。一時的な痛み」とのこと。戦術的な交代だったかと問われると「いや、ただ単に良くなかったって言わました」と話している。

 最も悔やまれるのは、決定機を逃したシーンだろう。裏に抜け出した乾は、ももでのタッチが大きくなり、理想的な形でGKとの1対1に持ち込めなかった。本人も「大きくなりました」と振り返っている。

 それ以外にも、反省点は多かったようだ。裏に抜け出したり、中央にボールをもらいに行く動きも見られたが、「タイミングが良くなくて、あまりボールがこなかった」と乾。「もちろん、(ボールが)出てくれば良かったですけど、出てこない場面もあるので、繰り返しやらないと。もうちょっと自分でも工夫していかないと」と語った。

 それでも乾は「チームが勝ったので、EL初戦にしては良かったんじゃないかなと思います」と、チームの結果を喜んだ。


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