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ウェストロンドンダービーを制したチェルシーが公式戦3試合ぶり勝利

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[9.21 プレミア・リーグ第5節 チェルシー2-0フルハム]

 プレミア・リーグは21日、各地で第5節を行い、チェルシーはホームでフルハムと対戦した。後半7分にMFオスカルのゴールで先制したチェルシーは、同40分にもMFジョン・オビ・ミケルのゴールで点差を広げた。このまま2-0でチェルシーがウェストロンドンダービーを制し、勝ち点を10に伸ばしている。

 リーグ戦のエバートン戦、欧州CLのバーゼル戦と、公式戦2連敗中のチェルシー。立ち上がりからボールを支配するが、守備を固めるフルハムを崩すことはできない。逆に前半13分には最終ラインの裏をFWダレン・ベントに突かれ、GKペトル・チェフとの1対1の場面をつくられた。ここはチェコ代表GKが好セーブを見せてゴールを守ったが、ヒヤリとさせられる。

 前半26分にはFWサミュエル・エトーが、左サイドから中央にドリブルで切り込み、強引にシュートまで持ち込む。DFに当たったボールは、わずかに左へ逸れた。同36分にも右サイドからのクロスをエトーがヘッドで合わせたが、ボールは左へ流れる。これを拾ったMFアンドレ・シュールレが左サイドからクロスを入れたが、MFラミレスのシュートは相手にブロックされた。

 その後もPA内でパスを回し、フィニッシュに持ち込もうとするチェルシーは、前半45分に左からの折り返しをDFブラニスラフ・イバノビッチがシュート。ゴールマウスに飛んだボールは、相手GKに阻まれた。このまま0-0で前半を折り返している。

 苦しんでいたチェルシーだったが、後半7分に先制点を記録する。左サイドをシュールレが突破。シュートをGKが弾いたところをエトーが拾い、再びシュート。これもGKに阻まれたが、こぼれ球をオスカルがゴールに蹴り込み、1-0とリードした。

 後半19分にチェルシーは、エトーをベンチに下げて、FWフェルナンド・トーレスを起用する。しかし、膠着した試合展開は打開できない。同34分にはシュールレをベンチに下げて、MFフランク・ランパードを投入する。同39分にはオスカルの右CKをトーレスがヘッドで捉えるが、GKのファインセーブに阻まれる。それでも、これで得た左サイドからランパードが入れたCKをDFジョン・テリーが折り返すと、ミケルがボレーでたたき込み、チェルシーがリードを広げた。

 このまま2-0で試合は終了。チェルシーは公式戦3試合ぶりに勝利を挙げている。次節、チェルシーはトッテナムと対戦する。シュート4本に終わったフルハムは、カーディフと対戦する。


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