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柿谷同点弾もC大阪は5戦連続ドローで逆転Vは絶望的に…

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[9.22 J1第26節 C大阪1-1柏 長居]

 セレッソ大阪はホームで柏レイソルと1-1で引き分け、5試合連続のドローとなった。ACLで4強入りした柏はFW工藤壮人が先制点。C大阪もFW柿谷曜一朗のゴールで追いつき、両エースが結果を残したが、勝ち点1を分け合った。

 ACLで4強入りを果たした柏はサウジアラビアでの準々決勝第2戦から中3日。厳しいコンディションの中、先発4人を入れ替えて臨んだが、序盤から高い集中力と気持ちのこもったディフェンスを見せた。

 すると徐々にリズムをつかみ、前半31分にMF澤昌克、同32分にDF橋本和が決定的なシュートを放つ。いずれもGKキム・ジンヒョンの好守に阻まれたが、前半38分、MF狩野健太の左クロスからこぼれ球を橋本がもう一度ゴール前に放り込むと、FW田中順也、澤が頭でつなぎ、最後は工藤が右足で流し込んだ。

 再三のチャンスも柏の堅い守りに跳ね返されるC大阪。後半1分にはPA内からFW柿谷曜一朗がシュートを打ったが、橋本の体を張ったブロックに阻まれた。その後も攻めあぐねる時間が続いたが、後半38分、ついにゴールをこじ開けた。DF丸橋祐介が浮かしたボールをFW杉本健勇が頭でそらし、柿谷がPA内に進入。右足アウトサイドでゴールに流し込み、1-1の同点に追いついた。

 4試合ぶり今季15得点目となった柿谷は得点後、すぐにボールを拾ってセンターサークルへダッシュ。逆転を目指し、その後も積極的に攻撃を仕掛けたが、勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。C大阪はこれで5試合連続のドロー。首位・横浜FMとの勝ち点差は「10」に開き、逆転優勝は厳しくなった。


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